出谷 啓(でたに けい、1940年6月14日 - )は、日本の音楽評論家。大阪府生まれ。関西大学文学部独文科卒。高校生から大学生の頃に、東映京都撮影所で時代劇のサウンドトラックの写譜のアルバイトに従事する。関西大学文学部独文学科を卒業後、1964年に京都の楽器・レコード店の十字屋(現JEUGIA)に入社する。1971年に退社、独立しフリーの音楽評論家となる。当時きわめて人気の高かった晩年のカール・ベームを、リズムの硬直した凡演と酷評した。当時の楽壇からすれば傍若無人ともいえる批評活動を行う。こんにちのベームの評価からすれば、そのスタンスはあながち的外れではなかった。またヴァーツラフ・ノイマンやクルト・ザンデルリングといった東欧系(当時)の演奏家には辛口の批評が多い反面、レオポルド・ストコフスキーやユージン・オーマンディなどアメリカでの活動に重きを置く演奏家を高く評価している。ディーリアスやエルガーなどイギリス音楽の啓蒙にも力を注ぎ、またカーメン・ドラゴンやモートン・グールドなどアメリカのライト・クラシカルの紹介にも余念がない。愛称は「でーやん」。時に関西弁によるユーモラスな筆致で批評する。
出典:wikipedia
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