『中央流沙』(ちゅうおうりゅうさ)は、松本清張の長編小説。『社会新報』に連載され(1965年10月号 - 1966年11月号)、1968年9月に河出書房新社から単行本が刊行された。現在は中公文庫版が刊行されている。過去3度テレビドラマ化されている。農林水産省の課長補佐・倉橋豊は収賄の疑いで警視庁から事情聴取を受けていた。上司の岡村局長は、農水省の幹部に顔の利く実力者・西秀太郎の示唆を受け、倉橋に北海道への出張を命じた。札幌で不安に怯える倉橋に、西からの連絡が来て、今度は作並温泉に行くようにとの指示が出る。濃霧に埋まった早朝の作並温泉、旅館近くの断崖下に、倉橋が墜落しているのが発見され、まもなく死亡した。農水省の山田事務官は、岡村局長の指示を受け、作並温泉に遺体の受け取りに赴くが、倉橋の死には政治的な匂いが感じられた…。「松本清張シリーズ・中央流沙」。1975年10月25日、NHKの「土曜ドラマ」枠(20:00-21:10)にて放映。視聴率16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。プラハ国際テレビ祭金賞受賞作品。原作の松本清張が出演した。DVD化されている。「松本清張スペシャル・中央流沙」。1998年8月4日、日本テレビ系列の「火曜サスペンス劇場」枠(21:03-22:54)にて放映。視聴率18.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。「松本清張生誕100年スペシャル 中央流沙」。2009年12月14日の21:00 - 22:54(JST)に、TBS系列にて放映されたスペシャルドラマ。TBSと毎日放送の共同制作。倉橋節子を主人公とし、収賄の疑いで事情聴取を受ける夫が、急にベトナムへの転勤を命じられ、中国・桂林で死体となって発見される、というストーリー。和央ようかのテレビドラマ初出演・初主演作。視聴率は13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。ほか
出典:wikipedia
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