天柱穴(てんちゅうけつ)は、足の太陽膀胱経に属す第10番目の経穴である。正中線上のいわゆる「ぼんのくぼ」のいちばん凹んだ部分に瘂門穴を取り、そこから両側へ骨度法で1寸3分。天(頭)を支える柱の意味。中国では昔、大地は正方形で、その四隅に天柱という巨大な柱があって天空を支えていると考えていた。杞の國の人が、もし天柱がおれて空が落ちてきたらと考えると夜も寝られなくなったことから、「杞憂」という語ができたのは、よく知られている。頭痛・頭重・背中のコリ、中気と呼ばれていた半身不随・言語障害・運動障害や、かすみ目・視力減退など。また、ここに鍼をすると鼻の通りがよくなり、鼻炎や花粉症にも用いられる。うつ症状や統合失調症、自律神経失調症、大後頭神経痛などにも用いる。重要な経穴の一つである。鍼通電療法は僧帽筋の緊張緩和には肩井穴と一緒に使う。
出典:wikipedia
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