アダム・ラ・マルク・ジョーンズ（Adam La Marque Jones, 1985年8月1日 - ）は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンディエゴ出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。現在は、MLBのボルチモア・オリオールズに所属している。のMLBドラフト1巡目（全体37位）でシアトル・マリナーズに入団。投手としての期待も受けていたが、入団後は遊撃手としてプレーした。にキューバから亡命していたユニエスキー・ベタンコートが入団すると、外野手に転向した。トッププロスペクト（将来のスター選手候補）として、7月12日にメジャー初昇格した。同年7月14日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビューを果たした。2月8日にジョージ・シェリル、クリス・ティルマン、トニー・バトラー、キャム・ミコライオと共にエリック・ベダードの交換要員としてボルチモア・オリオールズへ移籍した。に外野手レギュラーの座を掴み、オールスターゲームにも選出された。オフには、ゴールドグラブ賞も受賞した。5月26日に6年総額8550万ドルと出来高600万ドルでオリオールズと契約を延長した。この年は、オールスターゲームに選ばれ、初めて30本塁打の大台を突破した。3年ぶりのゴールドグラブ賞も受賞したが、守備防御点(DRS)が全中堅手で最低の－16を記録していたため、物議を醸した。には、第3回WBCのアメリカ合衆国代表に選出された。レギュラーシーズンでは、打率.285・33本塁打・108打点・14盗塁を記録。4年連続での打率.280台、2年連続での100得点以上と35二塁打以上と30本塁打以上、3年連続での2ケタ盗塁など主要打撃部門で安定した数字をマーク。打点が100を超えたのは、自身初である。、159試合に出場して4年連続で150試合以上に出場し、頑丈さを示した。打率.281 (5年連続.280台) ・29本塁打・96打点という打撃成績をマークし、通算150本塁打を達成・安定感抜群だった。走塁面では、4年ぶりに2ケタ盗塁に届かなかったが、成功7に対して失敗1 (成功率88％) と高い盗塁技術を発揮した。四球が、規定打席に届いたシーズンとしては最小の19にとどまり出塁率が下がった為、OPSが4年ぶりに0.800未満だった。オフには、3年連続となるゴールドグラブ賞を受賞した。また、日米野球2014のMLB選抜に選出されていたが、先約があり11月7日に辞退した。4月21日のトロント・ブルージェイズ戦では、ホセ・バティスタの本塁打の後にバットを投げた行為がメジャーの舞台ではふさわしくないとして攻守交代の際に口論となった。同年は137試合に出場し、打率.269・27本塁打 (5年連続25本以上) ・82打点 (5年連続80打点以上) をマークした。しかし、規定打席に達したシーズンとしては盗塁と出塁率が自己ワーストに終わった。センターの守備では、134試合で守りに就いて3失策・守備率.991・DRS + 4・ケビン・キアマイアーに次ぐリーグ2位の13補殺という成績を残し、相変わらずの堅守を見せた。は、152試合の出場で打率.265・29本塁打・83打点という例年並みの打撃成績を記録。ただ、二塁打19本は規定打席に到達したシーズンとしては自己ワーストで、OPS0.746は同ワースト2位だった。守備面でも急激に劣化し、2失策・守備率.994と堅実さこそ健在だったものの、DRSは - 10まで落ち込んだ。なお同年、通算200本塁打を達成。

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