『変』(へん)は、奥浩哉による日本の漫画作品。奥浩哉のデビュー作であり、1988年に青年漫画大賞に準入選した作品である。同作者による同名の複数作品(表記は『変[HEN]』・『へん』・『HEN』)、ならびにこれらを原作とするテレビドラマ、アニメについても併せて扱う。後の『変[HEN]』とは違いTSFに属するジャンルの漫画であり、男子高校生が感染による突然変異で女性になってしまうというラブコメギャグマンガである。後に『へん』というタイトルでリメイクされ、短期集中連載された。いずれも奥浩哉短編集『黒』に収録。『変』第1巻と奥浩哉短編集『赤』収録の『嫌』(いや)が原型。1992年より『週刊ヤングジャンプ』にて連載開始。単行本『変』第4巻から第13巻に収録されている。1996年にはドラマ化もされて、深夜放送にも関わらず12.6%という高視聴率を記録した(後述)。佐藤ゆうきは普通の高校生。そこに不良の鈴木一郎が現れて、ゆうきに一目惚れ。ホモじゃないのに「男と男」という奇妙なラブコメが展開される。鈴木が惚れたのはただの偶然じゃなく、お互いの前世にまでさかのぼると全てが判明する。『変』第2巻と奥浩哉短編集『赤』収録の『好』(すき)が原型。『変[HEN]』の続編として連載された。単行本『HEN』全8巻に収録されている。『変[HEN]』の登場人物との絡みも描かれている。1996年に『HEN Vol.2 ちずるちゃんとあずみちゃん』としてドラマ化、翌1997年には東映VレーベルのOVAとしてアニメ化された。1996年にテレビ朝日「ウイークエンドドラマ」の第1作として制作、放映される。オープニングの映像では、原作者のカラーイラストとそれをドラマの出演者で再現したものを交互に映していた。また、作者によるカラーイラストはアイキャッチの映像でも用いられた。エンディングは本編と関係ないプールで泳ぐ裸の女性の映像である。1997年にお色気シーンを放送時より強調したものに差し替え又は追加した「オリジナル ハード・バージョン」としてビデオ化、アミューズビデオから発売された。2006年に本放送時のバージョンをDVD化、アートファイブより発売された。※(1)は「鈴木くんと佐藤くん」、(2)は「ちずるちゃんとあずみちゃん」のみの担当。1997年に東映ビデオより『HEN』が東映VANIMEレーベルのOVAとしてリリースされた。全2巻。本作のキャラクターは同作者による『GANTZ』、『め〜てるの気持ち』などにも登場している。前者は登場人物の1人、小島多恵の部屋に貼られているポスターに佐藤と鈴木が描かれており、後者では佐藤、鈴木、奥がモブキャラクターとして1コマだけ出演している。
出典:wikipedia
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