北オホーツク道立自然公園（きたおほーつくどうりつしぜんこうえん）は北海道北部のオホーツク海沿岸の宗谷地方（猿払村、浜頓別町、枝幸町）に位置する自然公園。総面積3,927ヘクタールで、公園内にはクッチャロ湖、北見神威岬などが存在する。1968年（昭和43年）5月15日に道立自然公園として指定された。公園内は一年を通じて野鳥が飛来するほか、様々な動植物を見ることができる。鳥類ではコハクチョウが越冬のためにシベリアから飛来し、オジロワシやオオワシといった大型猛禽類、日本ではこの地方でしか見られないツメナガセキレイが一帯で繁殖を行う。魚類ではイトウの道北における繁殖地として知られる。爬虫類では宗谷地方特有のコモチカナヘビが生息する。ベニヤ原生花園は日本国内の低地で唯一のポドゾル土壌が分布している。

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