綾瀬川放水路(あやせがわほうすいろ)は、埼玉県草加市の綾瀬川から八潮市の中川を結ぶ放水路である。全長約4km。ほとんどが東京外環自動車道(国道298号)に沿って整備されている。中川・綾瀬川流域は特に低層のため、水が溜まりやすい地形である上、都市化の進展により大雨が降ると度々洪水になり、流域住民を悩ませていた。そのため1980年に全国で10番目に「総合治水対策特定河川」に指定され、当時の建設省,東京都,埼玉県,流域の40の自治体による中川・綾瀬川総合治水対策協議会を発足させ、1983年に、流域整備計画を策定した。その中に綾瀬川放水路の整備が盛り込まれ、1992年11月に東京外郭環状道路の開通と共に側水路と地下貯留槽が完成。また1992年8月に北側の放水路、さらに1996年5月には、南側の放水路が完成した。1999年に八潮排水機場のポンプが完成し、すべての設備が完成した。綾瀬川側に水門を設置、U字型のコンクリート製東京外環自動車道を挟む形で設置している。途中の河川・用水路との交差部にも水門を設置している。また、中川側には水門と洪水時に使用するポンプ場(八潮排水機場)を設置している。綾瀬川の洪水の一部100m³/sec(最大)と途中の流域の洪水を合わせて、最大150m³/secを中川へ排水する。
出典:wikipedia
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