ゾイドバラッツ(ZOIDS BARATZ)は、タカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。ゾイドバラッツとは、永年失われていたゾイドブロックスシステムを発掘、研究し、復活させたもので、ブロックスの中でも特に小型の一群である。ブロックにはネオコアブロックを一個のみ使用することで、制御しやすく小回りの利く機体に仕上がっている。機種間でのパーツの流用は、量産性を飛躍的に向上させた。当然、他のブロックスや通常ゾイドと組み替えて運用することも可能。このようにゾイドバラッツは、低コストの量産機として民生用から軍用まで幅広い用途に対応する機体となった。キットはアニメ『ゾイドジェネシス』放映に際し、ゾイドジェネシスシリーズの一環として2005年05月下旬頃、定価各315円のブラインドボックスで発売された。キットの構成は切り離し済み部品を組立てる形となっている。昆虫をモチーフとしたデザインが多い。一機種につき、地味目な色合いの「コンバットカラー」と派手目な色合いの「ビークルカラー」の、2パターンのカラーリングが存在する。それらのカラーリング違いとシークレットアイテム(無色クリア成型のガンビートル)を含めて、全13種類。その他に雑誌付録のブリッツソーダがある。なお全機種が『ゾイドジェネシス』に登場したわけではなく、製品とアニメ劇中とでは形状が大きく異なる。第二弾の企画があったが、そちらは「カスタムブロックス」と名称を変更し、「ネオブロックス」の一環として発売された。カブトムシ型ゾイドバラッツ。コンバットカラーは本体がサンドイエローで脚部が黒、ビークルカラーは本体が赤で脚部が黒となっている。なお、ゾイドバラッツのシークレットアイテムは無色クリア成型のガンビートルである。アニメ『ゾイドジェネシス』では第4話にて初登場。クワガタ型ゾイドバラッツ。コンバットカラーは本体がシルバーで脚部が黒、ビークルカラーは本体がメタリックブルーで脚部が黒となっている。アニメ『ゾイドジェネシス』では第6話にて初登場。ギラフソーダのカラーバリエーション。ギラファノコギリクワガタをベースにしているため、高い戦闘能力を持つとされる。カラーリングは、本体が白、脚部が青となっている。キットは電撃ホビーマガジン誌2005年06月号に付録として添付された。「ブリッツ」(電撃を意味する)は誌名に由来する模様。トンボ型ゾイドバラッツ。コンバットカラーは頭部・羽・尾部がモスグリーンでそれ以外がガンメタリック、ビークルカラーは逆の組み合わせになっている。アニメ『ゾイドジェネシス』には未登場。サソリ型ゾイドバラッツ。コンバットカラーは腕部・尾部・火器がシルバーでそれ以外が紺、ビークルカラーは逆の組み合わせになっている。アニメ『ゾイドジェネシス』では第4話にて初登場。カミキリムシ型ゾイドバラッツ。コンバットカラーは本体が藍色で脚部が黒、ビークルカラーは本体がライトグリーンで脚部が黒となっている。「フィラ」は触角("feeler")に由来する模様。アニメ『ゾイドジェネシス』では第15話にて、無敵団の乗機として初登場。作中ではメンバーごとにカラーリングを変更して使用していた。ムカデ型ゾイドバラッツ。コンバットカラーは頭部・コックピット・尾部がガンメタリックでそれ以外が赤、ビークルカラーは逆の組み合わせになっている。アニメ『ゾイドジェネシス』では第1話から登場し、民生用から軍用まで、その姿は劇中の随所に見られる。『ゾイドジェネレイションズ』に登場するベッコウバチ型ゾイドバラッツ。出力や速度に優れるが、小回りは効きにくい。小型のエレクトロンバイトファングを有するほか、尾部のAZボイズンニードルでゾイドの動きを鈍らせる神経毒を送り込む。尾部は用途に応じて医療用の注射器や戦闘用のガトリングユニットなどに換装可能。
出典:wikipedia
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