松平 乗尹(まつだいら のりただ)は、三河奥殿藩の第5代藩主。奥殿藩大給松平家7代。幕末に活躍した永井尚志の実父である。1777年(安永6年7月4日)、三河奥殿藩第3代藩主・松平乗穏の四男として江戸で生まれる。父の隠居後は兄の乗友が第4代藩主となっていたが、兄の長男・乗詮が渡辺規綱と名乗って渡辺綱通の養子となっていたため兄の養子となり、1790年(寛政2年3月6日)の兄の隠居で家督を継いだ。1791年(寛政3年)に従五位下・対馬守に叙位・任官し、1793年(寛政5年)に主水正に遷任した。しかし病弱であり、藩政の実権は隠居した兄に握られ、自らは日光祭祀奉行や江戸城門番役、大坂加番などを歴任しただけにとどまった。1802年(享和2年12月2日)に隠居し、家督は12月6日に甥で養子の乗羨が継ぐこととなった。1816年(文化13年5月)に出家して木斎と号した。1818年(文政元年5月23日)、奥殿で死亡した。享年42。
出典:wikipedia
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