『涼宮ハルヒの戸惑』(すずみやハルヒのとまどい)は、涼宮ハルヒシリーズを題材としたバンプレストから発売されたSOS団ゲーム製作アドベンチャーで、バンプレストのPlayStationシリーズ最後のソフトであった。涼宮ハルヒの約束(PSP)に続き、涼宮ハルヒシリーズの2作品目となるゲームである。超限定版では「figma 超勇者ハルヒ」が同梱された。ある日、部室でハルヒがこう叫んだ、「ゲームを作るわよ!!」と。どうやらSOS団の支部であるコンピュータ研究会が断りもなく自作ゲームを「ゲーム花園」という大会に出品するのが気に入らないらしい。そこでハルヒはSOS団でゲームを作り、すり替えてしまうつもりなのだ。こうしてSOS団の面々はゲームを作ることとなり、そして4週間後、完成する。後はすり替えるだけという翌日、部室に行くとハルヒがこう叫んだ、「ゲームを作るわよ!!」と。どうやら完成させたゲームがハルヒにとって不本意なものだったらしく、4週間前に戻ってしまったらしいのだ。しかも4週間の記憶を共有しているのはハルヒを除くSOS団4人だけ。ハルヒの納得するゲームを作らなければまた4週間前に戻ってしまう。はたして、ハルヒが納得行くゲームを作り、ループを抜けることは出来るのか? そして、ゲーム制作の本当の目的とは?プレイヤーは主人公のキョンの立場からゲーム製作に携わることになる。月 - 土曜日の1日につき2回作業を行う時間がある。あらかじめ部室の黒板には、各種タスク(作業)と担当者を記した作業ツリーによってスケジュールが表されているが、そのままではゲーム完成はおぼつかない。効率のよい作業順や担当者の得手不得手を考慮してスケジュールを立て直す必要があるが、ツリー内容を書き直すたびに覚悟ポイントを消費する。ハルヒが勝手にスケジュールを書き換えたり、団員たちが意欲や疲労のほどを余白を使って訴えてくることもある。実際の作業時には、キョンが誰かひとりを選んで手伝うことになる。担当者との間で会話が発生し、新しいタスクや黒板に書き込みできる内容、ゲームの出来を左右する完成予想パネルが手に入る場合がある。条件を充たせば気になるイベントが発生するが、単発とは限らず、特定のタスクを繋げることでストーリーが展開するものもある。日曜日は独自のイベントが発生する日であり、原作でおなじみの「不思議探索」に出かけたり、作業のため、キョンの家に集合したりする。4週目の日曜日にはゲームのテストプレイを行う。このときクリアできれば、ゲームがギャラリーに登録されていつでも遊ぶことができるようになる。ジャンルは全部で6種類あり、1周するたびに製作できる種類が増えていく。進捗ポイントが足りていた場合はクオリティの高いGOODバージョンが、1つでもゲーム要素が足りなかった場合はドット絵で表現されたBADバージョンができ上がる。GOODバージョンは、作成中に獲得した完成予想パネルの組み合わせによってバグが発生することがある。背景の画像が異なる、キョンの名前がキヨサップ・鈴木になるといった大きな影響のないものもあれば、敵が異様に強くなったりルーレットの数字が1と6だけになるようなプレイに支障をきたす(あるいは簡単になりすぎる)ものもある。
出典:wikipedia
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