『世界平和は一家団欒のあとに』(せかいへいわはいっかだんらんのあとに)は橋本和也による小説(ライトノベル)作品。挿絵はさめだ小判。全10巻の内、6巻は電撃hpに掲載された短編集。第13回電撃小説大賞金賞受賞作。2007年2月より電撃文庫(アスキー・メディアワークス)より出版。以降、シリーズを重ね2010年6月に出版された第10巻『リトルワールド』をもって、著者より完結宣言が出され、シリーズが終了した。4巻の巻頭カラーページの登場人物紹介欄で主人公の母親である志乃とメインヒロインである香奈子のイラストが入れ違っているなど、初版において著しい誤植や編集ミスがしばしば見られたシリーズでもある。5巻のあとがきでは「橋本和也」が「橋和也」と誤植されており、6巻のあとがきで作者自身がネタにしている。余談になるが葵せきなのライトノベル『生徒会の四散』で、真儀瑠紗鳥が自分の家族のことを「『世界平和は一○団欒のあとに』的だな」と形容するシーンがある。かつて、戦があった。世界に覇を唱える魔王率いる魔族たちと、それに虐げられる者たちとの戦い。その中で人間たちは自らの持つ魔法の力を使い、異世界より「勇者」を召喚。勇者は召喚された国家の姫君と共に魔王討伐に旅立ち、そしてついに魔王を討ち滅ぼす。しかし魔王は今わの際に勇者と姫君を自らのいる世界からドコとも知れぬ別世界へと転送し相打ちを謀った。結果として勇者と姫君は魔王の目論み通り、自分たちの冒険してきた世界から遠い世界へと飛ばされる事になる。即ち、勇者の故国であった現代日本へと。それから数十年の月日が経過した……。現代日本にて立派にたくましく所帯を持った勇者と姫君の一家・星弓家。そこに生まれた兄弟姉妹はみんな一般人の持ち得ない特殊な力を持っている。そして、そんな彼らは世界の危機を巡る事件に巻き込まれては否応なく解決しなければならない星のもとに生まれていた。そんな日々の中で、長男・軋人は自らと世界と家族を襲う3つの危機に同時に直面する。これは世界平和を守る一家が織りなす、おかしくあたたかい物語。世界平和を守るため一家の平和を守る、一家でも最弱とも言えるであろう長男の、自分の世界の最小単位である「家族」を守るための、ささやかなる奮闘の物語である。世界平和は一家団欒のあとに
出典:wikipedia
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