借金王キャッシュ(しゃっきんおう-)は河内美雪の漫画作品。「花とゆめ」(白泉社)に、1994年1月から1994年6月まで連載された。花とゆめコミックス(全2巻)が刊行された。作者の代表作の一つ。バブル崩壊直後の経済が混乱した時代背景を、作者独特の力強く勢いのあるコメディーとして少女漫画に持ち込んだ異色の作品として知られる。前半は借金返済の日々を描いた本編で、後半は学費が極端に安く悪名高い高校に復学した高校編で構成する。ヤクザとの駆け引きや格闘、流血に加え、当時既にギャグでしかなくなっていた「番長」との闘いなど、極めて少年漫画的なモチーフを全編にわたって展開している。バブル崩壊ですべてを失った北条家は、10億円の借金を抱えてバラック暮らしを始めた。それでも家族はのほほんと浮世離れした日々を送っていた。しかしお嬢様高校生の娘、政子は次第に貧乏暮らしが身に応えてくる。ある日、借金の取り立てに乗り込んできた高利貸しの手下、遠山が放った「このビンボー人が」という一言に切れ、闘争本能をむき出しにした別人格に豹変する。
出典:wikipedia
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