『エルファリアII ザ・クエスト・オブ・ザ・メルド』は、1995年6月9日にハドソンから発売されたスーパーファミコン用のロールプレイングゲーム。製作には、レッドカンパニー(現レッド・エンタテインメント)も携わっている。前作『エルファリア』の100年後の世界が舞台となった続編である。奇抜なゲームシステムだった前作と比べると、レベルの概念が導入されるなど一般のRPGのシステムにやや歩み寄ったような形になっている。しかし戦闘がセミオートであったり、パーティーと敵の間に相性があることについては前作のシステムを踏襲している。前作のウリの一つだったメルドシステムも、形を変えて登場している。ストーリーについては前作の続編という位置づけだが、前作での重要な出来事や設定については作中で解説されるので、前作をプレイしていなくても楽しむことが出来る。ただしシナリオの本筋とあまり関係ない場面では、前作をプレイしていないと全く意味がわからないネタも結構ある。キャラクターデザインは前作と同じく松下進が、音楽はタケカワユキヒデが担当している。前作のウリの一つだったメルドシステムは、やや形を変えて登場している。ストーリー序盤ではメルドが禁止されているが、ストーリーが進むにつれてチャージ、そしてメルドと解禁されていく。100年前、世界を破滅から救った英雄パイン。パインはその後、「禁断の森」を食い止めるため単身そこへ赴き、以後帰ってくることはなかった。そして、ロマの大神官ゲドラーはパインの残した言葉によってメルド禁止令を発令し、大規模なメルダーの迫害に乗り出した。一方、ボアの森に居たハンター、キバとシャンゴの前に、突如謎の男キールが現れる。キールはキバの父ベータが持っていたはずの"ラの杖"を有しており、キバはその理由を問いただそうとするが、キールによって言いくるめられザザ寺院の地下へ導かれる。そこにはかつて世界を滅ぼそうとしたエルザード王が封印されており、キールはラの杖を利用してそれを復活させることが目的だったのである。そこへ、キールの婚約者であるリーファとグリフのルークが駆けつけ、キールを止めようとする。エルザードを復活させる儀式は結局失敗に終わるが、キバ・リーファ・ルーク・シャンゴの4人はエルザードの姿を目の当たりにし、謎の鍵を握るキールを追う旅に出ることになる。エルザードに導かれし4人の勇者たち。キバたちと同様、エルザードに導かれし者たち。負の勇者という呼び名はレーナによるもの。
出典:wikipedia
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