クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー(フランス語:La Coupe du Monde de la Pâtisserie、世界パティスリーまたはパティスリー世界大会)とは、パティシエがパティスリー(洋菓子の製菓)の技術を競う国際大会のひとつ。国ごとに代表選手が競い合う。国際外食産業見本市(SIRHA)会場にて開催される。単にクープ・デュ・モンド(「世界大会」の意味)と略称されることもある。2年に1度、フランスのリヨンで開催されるイベント。食に関係する業界(レストラン・製菓・製パン・器具)の業者や従事する人間が一堂に集まる展示会。さまざまな製造器具のデモンストレーションなどが行われ、製造業務に従事するパティシエやシェフなどの注目を集める。国際外食産業見本市では、様々な世界大会が開催され賑わいをみせる。パティシエの世界大会として知られるこのイベントは歴史が浅く、第1回開催が1989年であり、2013年で第13回目。日本の製菓業界の人間でこのクープ・デュ・モンドで初優勝を獲得したのは1991年の第2回大会(メンバーは杉野英実、安藤明、林雅彦)。洋菓子はその名の通り、国外発祥の菓子であり和菓子とは製造過程が全く異なるが、日本人の洋菓子に関する技術力の集大成を見せる場として毎大会、日本の応援団に支えながら日々の努力を披露する。各国の代表選手3名が、氷細工・チョコレート細工・アメ細工の三部門を10時間という制限時間内チームで競い合い、総合得点で優勝を目指す。アントルメグラッセと氷の彫刻の技術を競い合う。グラスとはフランス語で氷の意味で、アントルメグラッセは冷やした菓子(特にアイスクリーム)を指す。チョコレートの彫刻と、チョコレートを使ったアシエット・デセールをつくる。パティシエにとってチョコレートは扱いが難しい材料の一つで、テンパリング(温度管理)・見た目・甘さなどの味覚・食感など注意を払う箇所が多々ある。飴細工とアントルメショコラで競い合う。アントルメショコラはチョコレートケーキという意味。大会では生クリームやフルーツなどを用いたチョコレートクリームケーキを題材とする。
出典:wikipedia
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