ほうおう座α星(ほうおうざアルファせい)は、ほうおう座で最も明るい恒星で2等星。固有名のをアンカー(Ankaa)はアラビア語でフェニックスを指す言葉に由来する。2016年7月20日、国際天文学連合の恒星の固有名に関するワーキンググループは、この名称を固有名として承認した。また、ザウラク(Zaurak)という、アラビア語で『船の輝くもの』を指す言葉に由来する名称で呼ばれることもあった。これは古来、アラビアではこの辺りの星の並びを船に見立てていたことに因む。近年、ザウラクは、誤ってエリダヌス座γ星の固有名として用いられるのが一般的となっており、2016年7月20日、国際天文学連合により正式にエリダヌス座γ星の固有名として承認された。ほうおう座α星は、くじら座のβ星デネブ・カイトスを鋭角の頂点として、みなみのうお座のα星フォーマルハウトと二等辺三角形を描いている。フォーマルハウトの南東にあり、デネブ・カイトスとの赤経差がおよそ17分であるため、デネブ・カイトスが南中すると、その下方に見える。3星のうち、フォーマルハウトは1等星で、他の2星は2等星である。3星のあたりは、周りに明るい星がないため比較的目立つ。ただし、日本ではこの星の高度が低いため、大気による減光を受け、カタログ値ほど明るくならない。大気の澄んだ日に南の地平線近くの空が開けていて、かつ観望の妨げとなる光源のない場所を選択することが望ましい。
出典:wikipedia
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