荘河市(しょうが-し)は中華人民共和国遼寧省大連市に位置する県級市。普蘭店市と瓦房店市と共に「北方3市」と呼ばれ、海岸地域と海域はかつて日清戦争の戦場となった。2010年4月前後より、市幹部の汚職および再開発計画に反対する農民を中心とする1000人規模のデモが起こっている。又、それにともない市長が解任されている。荘河市は中国遼寧省東南部、黄海北岸、遼東半島の東側に位置している。市域を荘河、碧流河、英那河などが流れ、海に向かって北高南低の地勢となっている。大連市の水道はほぼ荘河市のダムから取水している。市内王家島には、絶滅に瀕しているクロツラヘラサギの繁殖地がある。1906年(光緒32年)10月に設置された荘河庁を前身とする。中華民国が成立すると1913年(民国2年)に荘河県と改称、1992年9月21日に県級市に昇格した。2002年7月18日に三架山満族郷が仙人洞鎮に、観架山郷が昌盛街道に統合された、2003年6月には長海県より石城列島の石城郷、王家鎮が編入されている。荘河市には16の少数民族が居住し、総人口の7.5万人、全市の人口の総計の8.2%を占める。内訳は満族、モンゴル族、回族、朝鮮族、シベ族、チワン族、ミャオ族、ヤオ族、リー族、ダウール族、ウイグル族、タイ族、ジン族、高山族、オロチョン族、エヴェンキ族。そのうち満族、モンゴル族、回族、朝鮮族は多数を占めて、この4つの少数民族の人口は全市の少数民族の総人口90%以上を占める。満族はおよそ7万人、太平嶺、塔嶺、呉炉、青堆子、仙人洞などの郷や鎮に居住する。モンゴル族はおよそ200人で、大営、塔嶺鎮に主に居住する。回族はおよそ1,000人で、おもに明陽鎮などに居住。朝鮮族は300人前後。おもに桂雲花満族郷に居住する。産業は漁業の他、稲作、トウモロコシの作付けなど糧食生産が盛んに行われている。沿海の砂浜は、小魚、エビ、カニ、貝などを豊富に産出する。ハマグリ、マテガイなどは世界に輸出されている。花園口工業区があり、企業を誘致している。 近くに丹大高速道路の花園口工業区インターチェンジがある。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。