スペクターは、コンピュータゲーム『サルゲッチュ』シリーズに登場する架空のキャラクター。ピポサルたちの白きリーダー。1月28日生まれ（『サルゲッチュ3』で判明）。元は遊園地にいた人気者の小猿だったのだが、未完成だったピポヘルを被ったことで邪悪な心が芽生え、超能力に目覚めた。超能力はとても強く、強力な技（エネルギー弾、バリヤー、分身、爆発など）があり、洗脳も可能で、ヒロキを洗脳した。ただし、カケルは洗脳を試みたが、効かなかった。アニメではナツミのペットで「クータ」という名前の白い小猿がピポトロンJ達の仕業でピポヘルを被ることにより、スペクターになった設定。しかし、スペクターになってもクータの時の記憶は残っている。最終的には洗脳から解放される。第2期からはクータとしての元通りの生活を送っているが、第12話で完全体スペクター（クータとは別々の存在）となって復活した（誰がスペクターの復活を促したかは不明）。ピポトロンブラザーズにビッグになるよう促すが、実は本来の目的の人類サル化現象のためのエネルギーをためるため、ピポサルたちの騒ぎを起こすため。第21話でエネルギーがたまり、サル化の原因となる光を放出し、カケル以外のカケルサイドの人間キャラが全員サル化した。第25話ではカケルと戦い、アーモンチェア、電気ショックなどの強力な攻撃でカケルを瀕死状態にし、一時は優位に立つが、隙を突かれ宇宙に放り出された。宇宙から帰還した後はカケル達に対して復讐を誓い、ウッキーファイブを誕生させる。漫画版では実質的な主人公を務める。ゲーム版同様、元は普通のサルだったが、ピポヘルを被った事で悪に目覚めた。ただし、ゲーム版のように超能力を使う描写は無い。世界征服を企んでいるが、いつも上手く行かず酷い目にばかり遭う。また、人望が無くピポサル達にもあまり慕われていない。アニメ・ゲーム版とも声優は坂本千夏。

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