線型符号（せんけいふごう、）とは、誤り検出訂正に使われるブロック符号の種類を指す。線型符号は他の符号に比べて、符号化と復号が効率的であるという特徴を持つ。線型符号は、伝送路上を記号列を転送する方法に適用される。したがって通信中に誤りが発生しても、一部の誤りを受信側で検出することができる。線型符号の「符号」は記号のブロックであり、本来の送るべき記号列よりも多くの記号を使って符号化されている。長さ "n" の線型符号は、"n" 個の記号を含むブロックを転送する。"q" 個の元からなる有限体 formula_1 をとる。このとき "n" 次元線型空間 "F" の部分空間 "C" を線型符号という。また "k" = dim "C" とするとき、線型符号 "C" のことを ("n

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