LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

姨捨駅

姨捨駅(おばすてえき)は、長野県千曲市大字八幡姨捨にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)篠ノ井線の駅である。標高551mの山の中腹に位置し、全国でも数少ないスイッチバック方式を擁する駅である。駅舎及びホームからは山襞や樹木に隠れて冠着山(かむりきやま)山頂を望むことは出来ない。当駅のホームから見下ろす善光寺平は、根室本線の狩勝峠(現在はルート変更により廃止)、肥薩線の矢岳駅と共に日本三大車窓の1つと数えられる。長野県下にある国指定の名勝5か所のうちの1つでもある「田毎の月」(長楽寺持田である四十八枚田に映る月)が有名。標高が高く眺望の良い手近な場所に当駅が設置されたことにより、観月と風景を楽しむ周辺の観光エリアが広がった。日本経済新聞社の2007年アンケート「足を延ばして訪れて見たい駅」の全国第2位にランクされた。また2008年には全国に数ある月の名所の中から当駅周辺が第1位の「お月見ポイント」に選ばれた。『日経おとなのOFF』では「日本三大名月の里」の1つに数えられている。2012年(平成24年)8月1日には「日本夜景遺産(自然夜景遺産)」に認定された。後述のナイトビュー姨捨も2015年(平成27年)7月27日に「日本夜景遺産(施設型夜景遺産)」に認定されている。見下ろす善光寺平は、甲越両軍が12年にわたり5度繰り返したと伝えられる、川中島の戦いの場である。麓の武水別神社では上杉謙信が武田信玄の討滅を祈願したと伝えられる。相対式ホーム2面2線を有するスイッチバック方式の地上駅である。駅付近の本線は、稲荷山付近から冠着トンネルまでずっと25 ‰の上り勾配である。また、スイッチバックの引き上げ線内も奥へ向かって25 ‰の上り勾配になっていて、水平になっているのは駅の着発線付近のみである。かつては駅の着発線のさらに奥に66.7 ‰の急勾配が設置されており、ブレーキが効かずにオーバーランした車両を受け止める避難線となっていた。この線路の跡地は、姨捨変電所と駅利用者のための駐車場になっている。本線上にホームは設置されておらず、通過列車は当駅のホームには入線しない。当駅に停車する場合、上り列車は急な上り勾配が続く本線から左側に分岐して水平に行き止まりの引き上げ線に入り、そこで進行方向を後ろ向きに変え本線を横切ってホームに入線する。発車時は再び進行方向を前向きに変え、本線へ進む。下り列車は逆に本線から左側に分岐して水平のホームに入線し、発車時は後進し本線を横切って引き上げ線に入ったのち改めて前進する。駅舎は大正デモクラシーの時代の設計であり1934年(昭和9年)に完成したものである。木造で約100平方メートルある。古くは貨物や小荷物も取り扱っていたが、1972年(昭和47年)3月に国鉄の駅としては無人駅となった。無人化後も、平成初めごろまでは構内に売店があり、委託として硬券の乗車券が販売されていた。しかし店主の引退に伴い売店が閉店となり、完全に無人駅となった。駅の管理は長野駅によって行われている。乗車駅証明書発行機が設置されている。なお、スイッチバック方式の駅として設置された目的に「蒸気機関車への給水」があったが、1970年(昭和45年)2月に蒸気機関車の運行が行われなくなったため、現在では給水設備は撤去されている。ちなみに、この区間の電化は1973年(昭和48年)3月28日であり、蒸気機関車廃止から電化までの間は気動車(ディーゼル車)による運行がされた。2010年(平成22年)に駅舎のリニューアル工事が行われ、7月24日に記念式典が行われた。このリニューアルでは、1934年当時の様子の復元が行われ、手小荷物扱い窓口が再現され、内壁や天井、建具などの修繕が行われた。さらに9月7日には2番線ホームに半径2.5mの展望台が設置された。また、4月ごろから11月ごろまでの休日は地元の有志の方々により「くつろぎの駅」として、駅事務室の開放やお茶のおもてなしなどが行われる。「くつろぎの駅」開設期間を通して、硬券の記念入場券を買うことができるが、出札業務は行われていない。1日あたり乗車人員は次の通りである。夜景100選に選ばれている長野自動車道の姨捨サービスエリアまでは当駅から直線距離約200 m(徒歩だと1 km)で、ほぼ同じ眺望を共有する。駅直下には長楽寺があり、境内には芭蕉来訪から約80年後に建碑のおもかげ塚など、多くの歌碑や句碑、月見堂、伝説の姥岩、天然記念物となっている桂の大木がある。棚田の周辺には小規模ながら古墳が散在する。駅南側の踏切を渡って左側に入った小古墳上からの景観は穴場と言える。眺望ポイントは駅からのほか、下記の地点が標高差や方位、時代背景、環境変化と共に推奨されて来た。上記のほかに次についても当駅が最寄である。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。