楽山市(らくさん-し)は中華人民共和国四川省の中南部に位置する地級市。成都から南に約120km離れている。北は眉山市、東は自貢市と宜賓市、南は涼山イ族自治州、西は雅安市と接している。長江水系の岷江(びんこう)に大渡河(だいとが)および青衣江が合流する場所である。丘陵地帯が主で、市西南部は山地、川沿いは沖積平野である。気候は温和で湿潤、四季がはっきりしており雨量は多く、春と冬が過ごしやすい。平均海抜は500メートル、年降水量1,394ミリメートル、年平均気温は17.2℃。楽山市の域内総生産比率は第一次産業16.6%、第二次産業58.7%、第三次産業24.7%である。工業部門では多結晶シリコンと太陽電池、建築資材(セメントなど)、塩・燐工業、クリーンエネルギー、農産物加工が5大産業となっている。「楽山ハイテク産業開発区」が設置されており、太陽電池関連の研究では中国内でも1、2を争う規模である。海外からの投資も盛んで、国際金融公社、オン・セミコンダクターなどが進出している。イネ、小麦をはじめとして茶、野菜、果物の生産高が多い。漁業、畜産業(養豚、養鶏、養蚕)、林業も盛んである。燐、岩塩、石灰石、高陵土、天然ガス、石膏、白雲石、ミネラルウォーター、硫酸ナトリウムの埋蔵量が比較的豊富である。また、豊富な水資源を生かして2基の水力発電所がある。西南交通大学(峨眉校区)、成都理工大学(工程技術学院)、成都中医薬大学(峨眉学院)、楽山師範学院、楽山職業技術学院の5つの大学級の高等教育施設がある。楽山市には希少な動植物が数多く生息している。カタヤ属(マツの一種)、ハンカチノキ、アケボノスギ、などの稀少植物、そしてパンダ、枯叶蝶などの稀少動物はいずれも保護の対象となっている。楽山市は豊富な観光資源を持ち、国内外合わせた観光客数は1234万人、観光収入は91.4億元にのぼる(2008年)。4市轄区,1県級市,4県,2自治県が管轄下にある。
出典:wikipedia
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