第二一〇海軍航空隊(だい210かいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。本土防衛の主力戦闘機隊として、太平洋戦争終盤に中京上空の迎撃・戦闘行動に従事した。フィリピンを巡る決戦が必至となった1944年(昭和19年)中盤に、増援部隊を養成するために慣熟練成航空隊を増設することとなった。三菱重工業名古屋航空機製作所に近い愛知県明治村の明治飛行場は、新製航空機の供給に便利なことから、ここに練成航空隊を設置することとした。しかし早くも12月には名古屋市への空襲が始まったため、練成訓練に専念することができず、なし崩しに実施部隊へと変貌した。本土決戦に備えて温存されることとなったため、明治・豊橋・名古屋の各基地に分散退避のうえ、枯渇する機材をやりくりしつつ維持活動に専念した。このため中京地区の防空には参加しないまま終戦を迎えた。
出典:wikipedia
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