ガリビエ峠(ガリビエとうげ )とは、フランス・グルノーブル近郊にあるドーフィネ・アルプ南域に位置する、標高2642m地点の峠。ツール・ド・フランスのアルプス超えステージではほぼ毎年欠かさず登場する定番の難所として知られる。以前は標高2645mと表示されていたが、2012年現在峠にある標識には「2642m」と表示されている。サン・ミシェル・ド・モーリエンヌとブリアンソンを結ぶ道路における峠の一つ。なおこの区間の道路は、冬季は積雪量が多いため車両通行止め区間となる。1976年以前はトンネルの区間にあたる標高2556mの地点に位置したが、1976年にそのトンネルを閉鎖し、現在の道路を設けた結果、標高が高くなった。なお逆にトンネルは2002年に2400m付近に設けられることになり、こちらは幾分低いところに位置することになったが、ヨーロッパにある道路の中では有数の高さに位置している。ツールにおいて当峠が最初にコース設定されたのは1911年。エミール・ジョルジュが最初に当峠を通過した選手となった。ただし当時は今とは違い、沿道に観客は全くいなかった。トンネルの南側に、ツール・ド・フランス産みの親である、アンリ・デグランジュの記念碑があり、傍には「アンリ・デグランジュのみやげもの」という店屋もあって、当峠付近に来る観光客で大いに賑わっているという。ツール・ド・フランスでは全ステージ中の最高標高地点を最初に通過した選手にアンリ・デグランジュ賞として賞金がかけられるが、当地より高いコースになり得る地点はほとんどないため、ここがコースになる場合は対象になる場合が多い。また上記の通り、1976年のトンネル閉鎖に伴う標高地点変更により、1979年からはカテゴリー超級地点となった。1947年以降の当峠1位通過選手は下記参照。ツール・ド・フランスの名だたる峠を結んで獲得標高5000mを超えるこのグランフォンドでは、通常ブールドワザンからグランドン峠、テレグラフ峠、ガリビエ峠を通ってラルプデュエズ頂上にゴールするコースが設定される。
出典:wikipedia
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