ヨークマツザカヤ(York Matsuzakaya)は、北海道札幌市中央区にあった日本の百貨店。1974年(昭和49年)6月8日、釧路市に本社をもつ内外緑地開発(代表取締役 松坂有祐、年商75億円)が所有し、松坂屋が札幌松坂屋として百貨店を開業したのが始まりである。歓楽街であるススキノ地区の入り口に当たる立地などが災いして業績が低迷したため、1978年(昭和53年)9月にイトーヨーカ堂と提携して再建を図ることになり、1979年(昭和54年)2月1日に閉店して札幌松坂屋としての営業を終了した。この提携に伴って社名を「ヨーク松坂屋」とするとともに1979年(昭和54年)4月28日にヨークマツザカヤと店名を変更して新装開店し、松坂屋の名称と百貨店向け商品の調達ルートを残しながらイトーヨーカ堂が実質的な経営権を取得してコストダウンなどに取組み営業を存続させた。1994年(平成6年)3月からはロビンソン百貨店札幌店となって、完全に松坂屋グループを離脱してイトーヨーカ堂グループの傘下に完全に移行し、1995年(平成7年)3月1日付でロビンソン・ジャパンに営業権が譲渡された。その後、バブル崩壊などで業績が再び低迷したため、大丸の札幌駅進出前年の2002年(平成14年)4月には地上3階以上の6フロアの売場を閉鎖して地下2階から地上2階までの4フロアに売場を縮小し、他のフロアを6月に専門店街ラフィラとする大規模な改装に踏み切ったが、業績が好転しなかったため、2009年(平成21年)1月18日に百貨店としての営業を終了し、35年の歴史に終止符を打った。閉店後の店舗跡は2009年(平成21年)3月26日に上層階と一体的に専門店街ススキノラフィラとして開業し、イトーヨーカ堂が地下1-2階部分に出店している。1983年(昭和58年)11月にはイトーヨーカ堂グループが三井不動産グループが開発を進めていた埼玉県春日部市のショッピングセンターの核店舗となる百貨店の出店を引き受けることになった際には当初は当社が出店するとされたが、アメリカの西海岸を本拠地としていたロビンソンと提携して株式会社ロビンソン・ジャパンが設立したため、1985年(昭和60年)11月にロビンソン百貨店春日部店として開業した。その後2013年(平成24年)3月1日に西武春日部店に名称変更したが、2016年(平成28年)2月29日をもって閉店している。
出典:wikipedia
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