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やまなし映画祭

やまなし映画祭(やまなしえいがさい、英語名称Yamanashi Film Festival、略称YFF)は、日本の映画祭。毎年山梨県で行われた。やまなし映画祭実行委員会が主催する映画祭であった。2005年のスタート時は甲府商工会議所が主催し、甲府市内の映画館を中心に開かれていたが、2010年に山梨県立大学が事務局となり、新たな実行委員会を組織した。2010年度は2011年3月に予定されていたが東日本大震災の影響による計画停電で中止となった。2011年度は岡島ローヤル会館で開催された。ここでは2005年度から2011年度まで開催された映画祭について説明する。山梨県出身、ゆかりの映画人が製作にかかわった作品、山梨県内がロケ地となった作品を中心に上映、ティーチ・インが行われた。2011年度開催時の実行委員長は山梨県立大学の伊藤洋学長が務めた。幅広いジャンルの映画を上映し、監督・俳優によるティーチ・インが行われ、山梨の映画文化の発展に貢献した。2011年12月、山梨県立大学が事務局を撤退したことで一区切りとなった。2012年度以降は別組織が運営を行っている。2005年スタート時、甲府市中心街には甲宝シネマ(閉館)、甲府武蔵野シネマ5(閉館)、甲府東映セントラル(閉館)、シアターセントラルBe館の4館12スクリーンがあり、地方都市のなかでも比較的スクリーンが多かった。そのことから甲府商工会議所は民間ボランティアや商店街、映画館などと実行委員会を作り、「2005やまなし映画祭」をスタートさせた。この時期は、映画館など各会場で1日に数作品程のペースで上映していた。入場は無料。作品上映イベントは監督や俳優などがゲストとして招かれ、地元放送局のアナウンサーとトークショーを行っていた。作品セレクトは商工会議所や映画館関係者、民間ボランティアにより行われていた。上映した作品群を見ると、一見山梨と関連が薄い作品も見受けられるが、ロケ地やスタッフ、キャストに必ず関係がある作品がセレクトされていた。第1回の映画祭に合わせ、市民ボランティアの呼び掛けにより、甲府市中心街を舞台としたオリジナル映画制作が取り組まれた。山梨県内の高校生による原案を脚本化し、キャスト、撮影、音響、裏方までを一般市民とプロのスタッフが協力して取り組むというものであった。これには商店街も撮影場所としての空き店舗の提供、エキストラ出演など、撮影に協力して作品が完成した。第2回の2006年は、全国から脚本を募集し、最優秀作品を映像化した。市民が「街をステージ」として活動し、注目されていたが、2007年に映画祭を開催する際、甲府商工会議所内の一部で映画制作に予算編成することが地域活性化になるのかという考えが出て、市民参加の映画制作は中止に追い込まれた。市民参加の映画制作は2007年の映画祭では一部有志により開催され終幕となった。この「街を舞台に脚本を募集し、映像化する」というシステムは、やまなし映画祭の一部スタッフによって、富士河口湖町に提案され、当時の小佐野常夫町長に許可された。そして全て町の予算(約400万円 - 500万円)で組まれ、町職員が運営する富士山・河口湖映画祭となって2014年現在も開催されている。2008年より甲府市中心市街地活性化基本計画の事業の1つとなった。この年よりやまなし映画祭実行委員会(商工会議所、商店街関係者、映画館関係者、甲府市職員、民間ボランティアなどで構成)が正式に発足し、外部有識者の意見を取り入れ、作品・ゲスト選定を行っていくことになった。2009年12月に事務局である甲府商工会議所が「活性化イベントとしての費用対効果が得られない」との理由により事業の撤退を表明した。理由として事業費の一部が市の補助金で賄われているのに対し、観客動員の低調や甲府中央商店街との協力体制がとれていないことが挙げられた。しかし、やまなし映画祭実行委員会の実行委員らが新実行委員会発足に向けて行動を開始、これに呼応して甲府市も文化イベントの継続を認め、補助金を確保する形で継続となった。通常、行政が運営に失敗した事業を民間が拾う形はよくあることだが、今回は民間の甲府商工会議所が撤退した事業を甲府市が復活させるという逆の形であった。2010年12月16日、新たに「やまなし映画祭実行委員会」が発足した。委員長は、伊藤洋山梨県立大学学長、事務局は同大学の地域研究交流センターに置かれた。大学が映画祭の事務局を引き受けることは、日本では初めてである。2011年3月14日、11日に起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響による交通網のマヒや東京電力が実施した計画停電により、安定した上映が確保できないとして中止を決定した。なお、仕切り直しとなった2011年度は2011年10月23日、11月19日、11月20日に甲府市の岡島ローヤル会館で開催された。2005年の第1回目から2007年の3回目までの入場チケットの入手方法は、甲府中央商店街で500円以上の買い物をし、そのレシートを銀座街の駅に持っていき、鑑賞したい作品の入場チケットを入手するというものであった。これは、イベントに参加するために事前に商店街に足を運ばなければならなかった。このため、外部有識者の意見を取り入れた2008年からは、郵便往復ハガキと電子メールで受け付け、山梨県外からの客の受け入れが可能となった。また、トークショーもなく上映会のみのイベントもあり、当初の運営に映画祭らしさが見えなかった。しかし小さな一歩を重ねて、イベント内容の見直しを図った。2011年開催の第6回は、チケットを有料化し、e+(イープラス)で販売した。やまなし映画祭2011を開催するにあたり、結成された企画チームが「やまなし映画夢人」である。映画監督の崔洋一が顧問をつとめた。山梨県職員や甲府市職員、映画関係者、学生や一般市民などで構成されたチームが映画祭の企画を考え、イベントも運営した。2009年までの映画祭実行委員会は、主に商店街関係者や映画館関係者などで多く構成されていたが、実際にイベント運営にかかわるのは映画館関係者と民間ボランティアであった。このため民間ボランティアにかかる負担が大きくなったため企画チームが新たに結成された。幅広い年代、職業の人間が集まったことによって、映画祭を盛り上げるのに一役買った。武石宏登「いま、会いにゆきます」(2005年)トークショーの司会は2005年の第1回から2011年の第7回までUTY(テレビ山梨)の鈴木春花が務めていた。2007年の第3回からはNHK甲府放送局の松尾れいとYBS(山梨放送)の中島そよかが加わった。同一イベントで山梨県内の3つの放送局のアナウンサー・キャスターが協力する形となった。YBSの中込真理子も一部のイベントで司会を担当した。2008年からはYBSの植田有紀子とNHK甲府放送局の鈴木淳子、UTYの黒塚まや、フリーアナウンサーの本松明菜、ファッションモデルの齋藤恵らが司会陣に加わった。2009年は、UTYの鈴木春花、黒塚まや、YBSの植田有紀子、本松明菜、齋藤恵に加え、NHK甲府放送局の堀口典子が司会陣に加わった。2011年は、UTYの鈴木春花とTBSニュースバードの黒塚まや、YBSの原香緒里、前田真宏、NHK甲府放送局の小林巳記が司会を務めた。

出典:wikipedia

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