北関東大久保一家（きたかんとうおおくぼいっか）は群馬県沼田市に本拠を置く日本の博徒系暴力団で、指定暴力団・松葉会の2次団体。江戸時代、田中代八が上州群馬で北関東大久保一家を興した。縄張りは上州駒寄村大久保だった。天明4年（1784年）3月28日、田中代八が死亡した。金谷秀蔵が、二代目北関東大久保一家を継承した。幕末、中島栄作が六代目北関東大久保一家を再建した。中島栄作は、縄張りを北群馬郡吉岡町まで広げた。明治14年（1881年）4月18日、中島栄作が死亡した。中島常吉が、七代目北関東大久保一家を継承した。昭和44年（1969年）1月、元関根組（後の松葉会）組長・関根賢は、松葉会群馬県支部支部長・牧野春夫（後の牧野国泰。本名は李春星。後の松葉会六代目会長）を東京都・向島の関根賢の自宅に呼び出した。関根賢は、牧野春夫に北関東大久保一家十代目を継ぐように勧めた。昭和45年（1970年）、牧野国泰は、中島豊吉から、北関東大久保一家十代目を継承した。平成5年（1993年）12月、牧野国泰は、中村益大から、松葉会六代目を継承した。平成5年（1993年）12月、北関東大久保一家総長代行・荻野義朗は、牧野国泰から、北関東大久保一家十一代目を継承した。

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