川崎鶴見臨港バス鶴見営業所(かわさきつるみりんこうバスつるみえいぎょうしょ)は神奈川県横浜市鶴見区駒岡1-28-9に所在する臨港バスの営業所である。鶴見駅西口を中心とし、鶴見区北部や港北区北東部の路線を担当している。現在では通常担当する一般路線の全てが鶴見駅西口起点となっているのが特徴であるが、正月三が日の川崎駅 - 川崎大師直行バスや川崎競輪場直行バス運行時などには鶴見営業所の車両も応援に繰り出される。また、羽田空港への空港連絡バスの運行も担当する。最寄停留所は駒岡車庫で、臨港バスの路線のほか横浜市営が停車するが、東急バスは停車しない。記号はT。臨港バスの営業所では唯一、横浜ナンバーである(他は全て川崎ナンバー)。かつては川崎市内の営業所も横浜ナンバーであったが、川崎ナンバー導入後に順次川崎ナンバーに変更されている。営業所だけではバスを全て格納することができないので、鶴見駅近くの鶴見線高架下に本山車庫(鶴見営業所分室)、営業所と環状2号線を挟んだ反対側に鶴見営業所第三車庫がある。鶴見駅から馬場を経て菊名駅へ至る、鶴見管内の主力路線で臨港随一のドル箱路線。鶴見・菊名両駅の通勤通学と市立東高校への通学も担っている。臨港バスの一般路線ではこの鶴01のみ、横浜市神奈川区も走行する。港北小学校前より菊名前駅側は菊名駅止まりを除いて一方向の循環経路となっており、循環経路上にある停留所で乗降する場合は菊名駅を越えて乗車することも可能となっている。終日混雑する路線で、朝ラッシュの時間には約3~6分間隔、夕方ラッシュの時間には約4~8分間隔、日中でも約7~10分間隔の高頻度で運転されるが、道路渋滞により定時で運転出来ないことが多い。平日土曜夕方と深夜バスに東高校入口止まり、平日土曜朝夕に東高校入口発、夜間のみに富士塚経由・菊名小学校入口経由の菊名駅止まり、がそれぞれ運転される。こちらは菊名駅到着後、綱島街道→環状二号経由で営業所まで回送される。早朝の菊名小学校入口発は営業所より環状二号→綱島街道経由にて、菊名駅前発は営業所より環状二号→綱島街道→港北小学校交差点右折→菊名橋交差点右折にて回送される。菊名駅前周辺は特に狭隘路の上交通量、歩行者も多いため、渋滞が起こりやすい。また、菊名駅前停留所はバスを待てる場所がないので、菊名駅東口の階段の手すりに沿って整列するようになっている。深夜バスの菊名駅発は鶴見駅西口からは通常運賃で運行されるが、菊名駅前からは深夜運賃となるため、該当便のみ菊名駅前を越えての乗車ができないため、菊名駅前始発の扱いとなっている。(鶴見駅西口発車時は菊名駅止まりの行き先表示になっている)菊名小学校入口経由便は菊名駅前には乗り入れず、綱島街道上の降車場に停車する。この停車場は横浜市営バスの菊名駅前停留所とは異なる場所に立地している。原則、大型車で運行されるが、東高校入口折り返しには中型車が充当されることもある。鶴見駅から東寺尾・獅子ケ谷地区、駒岡車庫(鶴見営業所)を経て新横浜駅へ至る。駒岡車庫 - 新横浜駅は横浜市営104系統と併走する。鶴見駅 - 駒岡車庫便は出入庫を兼ねるが、元々は鶴04(鶴見駅 - 新川崎駅入口)の支線だったものを、同路線の神明町移管時に鶴02へ変更した。駒岡車庫 - 新横浜駅便も鶴02として、出入庫のため設定されている。かつては神明社前経由も運行されていたが、現在は駒岡車庫 - 新横浜駅便を除き全便が池の下経由で運行されている。現在でも新横浜駅方向において、神明社前経由廃止による修正跡が残っている停留所が一部存在する。東寺尾・獅子ケ谷地区から横浜線、横浜市営地下鉄などへのアクセスとしても利用されており、日中時間帯は平日より土休日の方が本数が多く、約10~20分間隔で運転される。横浜市営104系統と併走する区間は両者合わせて毎時6本以上の運行となっている。特に通学で利用する高校生が多く、平日ダイヤでは通勤ラッシュの時間帯より学生の登下校時間帯の方が本数が多い。それでも途中停留所は満員で通過されることも珍しくない。沿線にある、橘学苑中学校・高等学校、白鵬女子高等学校が通常と異なる曜日・時間に登下校する場合、増発便がでることもある。新横浜駅は臨港バスの一般路線営業エリアの最西端にあり、横浜市営バス、東急バスのほか、神奈川中央交通と相鉄バスも乗り入れている。駒岡地区は鉄道駅から遠いため、土曜日にも鶴見駅西口発の深夜バスが運転される。休日はトレッサ横浜周辺の道路が渋滞するとダイヤが大幅に乱れる。また、大豆戸交差点、新横浜駅周辺もよく渋滞するので、休日は定時運行が難しい。新横浜駅発着は大型車のみで運行される。鶴見駅西口から東寺尾・獅子ケ谷地区を経て綱島駅を結ぶ。臨港バス開業時から存在する最古の路線。朝夕の時間帯は約5分間隔程、日中は10分間隔で運行している。沿線にトレッサ横浜があり、「トレッサ横浜前」バス停からアクセスできる(鶴02・横浜市営6・104系統の「トレッサ横浜」バス停とは別位置)。この先、駒岡車庫行きは交差点(環状2号線と交差)を右折し、駒岡車庫と向かう。明治横浜研究所前 - 綱島駅は東急バス日93系統と併走する。綱島駅は東横線高架下のバスターミナルではなく離れた乗り場から発車する。このため、綱島街道に出る経路もバスターミナルから出る路線と異なり、綱島駅から鶴見川を越えるバス路線で唯一、「綱島駅入口」停留所には停車しない。鶴見駅と綱島駅を結ぶバスとしては他に鶴見駅東口発着の横浜市営13系統(三ツ池道・一の瀬経由)があるものの、そちらは一の瀬発着便や新横浜駅発着便も運行されているため、両駅を結ぶバスの運行本数では鶴03の方が多く、運行時間帯も長い。ただし、横浜市営13系統の方が所要時間が短い場合もある。鶴見駅西口 - 駒岡車庫便は出入庫用で、同じ出入庫用の鶴02の経路違いにあたる。駒岡車庫 - 綱島駅便も鶴03として、出入庫のため設定されている。鶴02と同様、休日はトレッサ横浜周辺の道路が渋滞するとダイヤが大幅に乱れる。また、菖蒲園前、綱島駅周辺も渋滞が発生しやすいので定時運行が困難である。鶴見駅西口より、鶴見獅子ヶ谷通り、尻手黒川道路などを経て新川崎交通広場へ至る路線である。2004年8月16日に神明町営業所に移管(2010年3月31日まで臨港グリーンバスへ委託)された。この時に出入庫路線のうち駒岡車庫 - 新川崎駅入口が廃止され、鶴見駅西口 - 駒岡車庫は鶴02に変更された(鶴03とは違い駒岡不動尊前を経由)。かつては北加瀬までであったが、新川崎駅の開業とほぼ同時に延伸された。長年使われてきた折返所は現在臨港バスの賃貸店舗となっており、上州屋が入居している。寿福寺前と山崎は往路と復路でバス停の位置が異なる。鹿島田陸橋は鶴見駅西口方向のみ停車する。駒岡不動尊前-一本橋(東急バスは江川町)間で東急バス日93系統と、また一区間ではあるが一本橋(東急バスは江川町)-越路間で日94系統と並走する。横浜市と川崎市にまたがって運行しており、鷹野大橋が運賃境界となっている。両市に跨がって乗車する場合、横浜運賃が適用される。駒岡不動尊前から先は利用客が少ないため、中型車が充当されることが他の路線より多い。2014年2月16日のダイヤ改正で鶴見営業所に再度移管され、この際に神明町営業所移管に伴い廃止された駒岡車庫 - 新川崎駅入口便が事実上の復活という形で新設される。2015年4月1日より新川崎交通広場に乗り入れ開始。これにより新川崎駅入口は鶴見駅西口方向のみの停車となった。鶴05・鶴06は同一ルートの外回り、内回りである。先に東寺尾から回る路線(外回り)が鶴05、先に寺谷角から回る路線(内回り)が鶴06と区別されている。系統番号がつく1980年以前は、内回り、外回りとも「三ツ池循環」と統一されていた。前述の鶴03とともに、臨港バスの路線の中では最古の路線の一つである。東寺尾側は鶴01・鶴02・鶴03・鶴04・鶴12・川50と本数の多い系統と並走し、特に川50とは全線の3分の2程度が重複する。一方、寺谷角側は並走する系統が本数の少ない鶴07と横浜市営67系統(朝のみ運行)のみであり、運行されているバスは鶴05・鶴06が主体となっている。沿線に白鵬女子高校があり、通学時間帯はかなり混雑する。鶴見駅西口-寺尾中学入口間はアップダウンが激しいため、一循環20分程度という短距離ながらも利用客は多い。鶴見駅西口-三ツ池口間は鶴02・鶴03・鶴04・鶴12の補完を兼ねている。狭隘路があり、また、他系統と重複する区間が長い上、運行本数も多いため中型車が入る事もある。鶴見駅西口から三ツ池公園を経由して、駒岡車庫まで結ぶ路線である。寺尾中学入口までは鶴05・鶴06と並走し、寺尾中学入口から三ツ池公園までが鶴07の独自区間となっている。昼間の時間帯は、駒岡車庫まで行かずに、三ツ池公園行きとして運行している。三ツ池公園発着便は三ツ池公園駐車場を利用して折り返しを行う。路線図等では駒岡不動尊前には止まるように見えるが、実際は止まらない。基本1時間あたり1~2本と本数は多くない上、日中に平日で2時間以上土休日は4時間弱運行がない。終バスも19時台と早いが、朝夕のラッシュ時間帯は混雑する。鶴見駅西口から北寺尾・上の宮地区の輸送を担う近距離路線。獅子ヶ谷から先は道幅が狭い難所が続く。基本は15~25分間隔での運行、朝ラッシュ時は10分間隔。鶴見駅西口発のバスの方向幕には「馬場七丁目」と書かれているが、実際は馬場七丁目付近でループ運転を行っている。しかし、あくまでも上の宮一丁目が起終点のため、上の宮一丁目を越えて乗車することはできない(例えば鶴見駅西口から一周すると2乗車分運賃が必要)。ただし例外として馬場小学校、馬場七丁目からは上の宮一丁目を越えて乗車することができる。ループするバスは遅れてなければ上の宮一丁目で時間調整をする。上の宮一丁目止まりの便(往路と同様の幕)は、そのまま駒岡車庫に回送入庫される。反対に、駒岡車庫から回送出庫した便は馬場小学校始発鶴見駅西口行き(復路)として運行する。日中は中型車が充当されることが多い。当系統のみ鶴見駅西口バスターミナルの外(1番乗り場)から出発する。そのためか、鶴見駅西口→獅子ヶ谷間のみの乗車は少ない。反対方向も朝は獅子ヶ谷の手前で満員になることも珍しくない。川崎競輪場での競輪開催日のみ運行。臨港バス浜川崎営業所、川崎市バス塩浜営業所と共同運行する。臨港バス、川崎市バスともに路線図には当路線の記載が無いが、両社局とも当路線用の案内表示が用意されている新横浜駅と羽田空港を結ぶ路線で、羽田空港旧ターミナルの時から運行している数少ない空港連絡バスである。新横浜通り・首都高速道路・羽田空港発のみ第三京浜道路を経由する。新横浜発は首都高速道路三ツ沢出入口を使用、羽田空港発は第三京浜道路港北IC利用と往路と復路で途中の経路が異なる。新横浜プリンスホテル発着とし、新横浜駅利用者のほか、ホテル利用者の便も図っているのが特徴である。2015年10月1日 より朝の新横浜発の一部の便は新横浜駅始発に変更になり、新横浜プリンスホテルには入らなくなった。 開業当初は首都高速湾岸線がまだ全線開通しておらず、往路は全区間一般道、復路のみ首都高速道路を利用していた。運行本数もピーク時は朝夕12分間隔、日中20分間隔で運行していたが、周辺鉄道駅への路線が相次いで開業したため、現在では朝夕20分間隔、日中30分間隔の運行である。羽田空港国際線深夜到着便対応として羽田空港発のみ深夜バスの運行あり。(24時以降の便のみ運賃倍額)なお、深夜バスは第1ターミナル・第2ターミナルには停車しない。臨港バスの一般路線の営業エリアからは遠く離れ、横浜市青葉区にある東急田園都市線たまプラーザ駅と羽田空港を結ぶ路線。日吉元石川線・第三京浜道路・首都高速道路を経由する。京急バス・東急バスと共同運行。一部の便は国内線ターミナルには停車しない。本山線は鶴見駅高架下車庫への入庫便。路線免許は持っており、路線図にも記載されてはいるものの、実際の旅客運行は無い。
(また、本山バス停も現在は標識が無く、乗降も出来ない。)かつての鶴02の鶴見駅西口 - 新横浜駅便は平成初頭の時点で神明社前経由が主であり、現在の池の下経由は朝夕のみの運行であった。しかし、順次池の下経由にシフトされ神明社前経由便は廃止された。2004年8月16日に神明町へ移管(臨港グリーンバスへ運行委託)。駒岡車庫 - 新川崎駅入口は廃止され、鶴見駅 - 駒岡車庫は鶴02に編入された。その後、2014年2月16日に所管が鶴見営業所に戻り、駒岡車庫 - 新川崎駅入口が新設(事実上の復活)される。浜川崎へ移管。神明町へ移管。主に神明町営業所が担当であったが、朝夕ラッシュ時又は正月ダイヤで増便する場合に応援として運行されていた。現在では運行されていないが、鶴見営業所に現存する幕車に川51の方向幕が入っているのはこの当時の名残である。競輪場線は開催日のみ運行、横浜市営バスと共同運行であった。花月園競輪の開催終了に伴い、2010年3月31日限りで廃止。新横浜通り・首都高速道路・東関東自動車道・新空港自動車道を経由する。新横浜発は首都高速道路三ツ沢出入口を使用、成田空港発は第三京浜道路港北IC利用と往路と復路で途中の経路が異なっていた。 2008年10月16日京浜急行バスと東京空港交通が既に運行していた所に参入、2015年5月31日運行休止となる。一般路線用としてはいすゞ車のみが配属されている。かつて大量に在籍していたキュービック純正車・富士重工車体架装車が2010年までに全廃されて以降、そのほとんどが大型車のエルガであるが、エルガミオも2台在籍する。ほとんどノンステップバスであるが、ワンステップバスもすうだいする。し、近年は後部座席を削減し、立ち席スペースを増やしたラッシュ仕様のノンステップのみスが導入されている。高速・空港バス用は三菱ふそう・エアロエースや三菱ふそう・エアロバスが、特定輸送用に三菱ふそう・エアロスターや三菱ふそう・エアロミディ、いすゞ・エルガ、日野・リエッセが配属されている。本山車庫、第三車庫は留置のみで配置はない。本山車庫は貸切、特定輸送用車両のみの留置となっている。
出典:wikipedia
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