『私の頭の中の消しゴム』(わたしのあたまのなかのけしゴム、, )は、2004年に公開された韓国映画である(日本での公開は2005年)。イ・ジェハン監督・脚本の純愛ラブストーリーである。原作は、映画のエンドロールに「Based on the television program "Pure Soul"」と記載されているように、日本のテレビドラマ『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』(2001年、読売テレビ制作)である。映画の日本公開前(2005年8月8日)に主演俳優チョン・ウソンとイ・ジェハン監督が来日し記者会見を開いた際には、原作ドラマのヒロインを演じた永作博美が花束贈呈に現れ同席している。タイトル『私の頭の中の消しゴム』の由来は、原作ドラマのヒロインの台詞「私の頭の中には消しゴムがあるの」である。イ・ジェハン監督は映画を制作する際、原作のこの台詞を要の一つと捉え、タイトルに決定、また同様の台詞を映画のヒロインにも用いた。そうした経緯があったことから、前述の記者会見の席で永作博美は「私の台詞をタイトルに付けてもらえて嬉しいです」と語っている。興行収入は、韓国で公開後3週連続第1位、日本では公開後4週連続第1位を記録。さらに日本での興行収入の累計総額は30億円に上った。これは日本で公開された韓国映画史上第1位である(興行通信社調べ)。キャッチコピーは「死より切ない別れがある」。DVD化にあたっては、劇場公開版(本編117分)の他に、ディレクターズカット版(本篇144分)も作製されている。2006年4月26日、この映画を基に、日本の会社USENとデジタルハリウッド・エンタテインメントがネットシネマ『私の頭の中の消しゴム アナザーレター』を制作、GyaOで配信した。2007年3月13日、日本テレビの『火曜ドラマゴールド』でテレビドラマ化された。2010年からは『朗読劇 私の頭の中の消しゴム』として舞台化されている。社長令嬢のスジンと工事現場で働くチョルス。育った環境の違う二人だが、互いに惹かれ合い結婚する。幸せな日々を送っていた矢先、スジンが若年性アルツハイマー病に侵されていることが判明する。それは徐々に記憶障害が進行し、肉体的な死よりも精神的な死が先に訪れる病気である。日々失われていくスジンの記憶をつなぎ止める術はなく、遂には夫・チョルスの事さえ記憶から消えていく。チョルスは葛藤を覚えながらも、彼女を大きな愛で受け止め、支え尽くす決意をする。日本では2006年3月10日にジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンよりDVDが発売。"私の頭の中の消しゴム アナザーレター"を参照のこと。2007年3月13日に日本テレビ系の『火曜ドラマゴールド』内で放送。映画版・ネットシネマ版とは別物である。各種設定を日本国内に置き換えている。"朗読劇 私の頭の中の消しゴム"を参照のこと。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。