2007年ブラジルグランプリは、2007年F1世界選手権第17戦として、2007年10月21日にサンパウロ・インテルラゴスで開催された。正式名称はFORMULA1 Grande Prêmio do Brasil 2007予選はマッサがポールポジションを獲得した。スタートも首位をキープ。一方でハミルトンはストレートの後のコーナーでミスを犯してしまい順位を下げた。その後は順位を少し取り戻しつつあったものの、7周目にギアボックス・トラブルと思われる事態に遭遇。最後尾近くまでポジションを落とした。マッサはその後も首位を守り続けたが、2回目のピットインでライコネンがマッサを逆転し首位に立った。フェラーリはその後も危なげない走りで1-2フィニッシュを決めた。ライコネンはシーズン最多勝の6勝目、110ポイントを獲得。タイトルを争っていたアロンソは3位に終わり109ポイント、ハミルトンは序盤のトラブルが響き7位に終わり、こちらも109ポイントに終わった。その結果、前戦中国GPでランキング3位にいたライコネンがフェラーリドライバーとして1年目でドライバーズ・チャンピオンを獲得した。コンストラクターズチャンピオンシップは、マクラーレンのスパイ事件によりすでにフェラーリのものになっていたが、今回のレースで18ポイントを獲得し204ポイントを獲得した。マクラーレンはスパイ事件がなくても203ポイントでコンストラクターズ・チャンピオンシップのタイトルはなかった。ただしハンガリーGPでのポイントはく奪がなければ218ポイントとなり、フェラーリを上回った。レースはスタートからアクシデントがあり、リウッツィやコバライネンは緊急のピットインを強いられた。2周目にもフィジケラと山本の事故がおこり両者リタイヤとなった。フィジケラはチーム残留が果たせず2008年はフォースインディアに移籍、山本のF1復帰は2010年まで待たれる。コバライネンはアクシデントでリタイヤし、全戦完走はならなかった。中嶋にとってはデビューレースであった。最初のピットインでピットクルーをはねる事故をおこしたが大事には至らず10位でフィニッシュした。ラルフ・シューマッハは結果的にこれがF1最終戦となった。F1での「シューマッハ」の復活は2010年、兄ミハエルのメルセデスでのF1復帰まで待たれる。またアロンソもマクラーレン・メルセデスで走るのはこれが最後になった。なおレース終了後、ウィリアムズとBMWザウバーのマシンに燃料規定違反が発覚。その後不問になったがマクラーレンが抗議。結局棄却されたものの、ライコネンのチャンピオン確定は11月までお預けになった。ファステストラップ:キミ・ライコネン 1'12.445(Lap 66)(平均車速214.126km/h)
出典:wikipedia
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