馬雨男(マー・ユーナン、Mǎ Yǔnán、本名同じ、1977年 - )は、中国青島市出身のプロボクサー。基本階級はスーパーフェザー級、所属は青島市市南拳撃(ボクシング)協会。1996年より、当時中国山東省青島市に赴任していた日本人の元プロボクサーの指導を受ける。その頃よりプロの試合への出場を希望していたが、当時の中国にはプロ制度がなく、ボクシングの試合といえば全てアマチュアであった。地元では、1年に2度開催される地元のアマチュアの試合に毎回参加しては、殆どKO勝利で当たり前のように優勝していた。そのため、彼のエントリーする階級には敗退、ケガを恐れ、誰も参加しなくなったため、第一線からは身を引き、アマチュアの審判員として活躍しながらも練習を続けつつ、中国ボクシング界のプロ制度発足を待っていた。そして2005年中国がWBAに正式加盟。当時すでに28歳であったが、上海で行われた審査会(プロテストのようなもの)でスカウトの目に止まり、同年12月24日に上海にてデビューする。この日が中国のWBA正式加盟後初の試合となった。また、2006年10月には中国深センにて日本人選手との試合も行っている。この試合では第1Rに右手首を骨折したにもかかわらず、6ラウンドを戦い抜き、勝利している。しかし、中国ではまだプロ選手の競技人数が少なく、国内では本来のフェザー級より重い階級で試合を組まれることが多い。2007年7月に3階級重いスーパーライト級で、2008年3月には契約60kgで試合を行ったが、共にKO勝利している。2008年9月13日Kokaew Somhyos(タイ国)を大差の判定で破り、UBUライトウェルター級タイトル獲得。中国では練習場も完備されていないジムが多く、リングの無い練習場で縄跳びをし、サンドバッグを叩いたり、ミットを打ちをするのがやっとという選手も多い。彼もその一人である。“雨男”の名前の由来は1977年に、彼の生まれ青島では雨のない日が長期間続き、地元の人も給水制限に困り果てていた。そして、彼が生まれた途端、土砂降りの雨が降り続いたことから、縁起を担ぎその名を“雨男”とした。その他にも、彼が地元の大会で優勝した日や、いい内容で勝利した試合後、土砂降りになった等のエピソードがある。
出典:wikipedia
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