株式会社書泉(しょせん)は、東京・神田神保町と秋葉原に店舗を有する小売書店。神保町の「書泉グランデ」は、三省堂書店本店や東京堂書店とならぶ、神田の街を代表する大型書店の一つである。2011年6月にアニメイトに買収され、同社の子会社となった。本社所在地でもあり、いわば本店に相当するいわゆる旗艦店。建物は地上7階・地下1階建てで、このうち6階までが売り場となっている。近隣の三省堂書店に比べて店舗面積は狭いが、専門性が高い品揃えであるため、三省堂書店に在庫がなくとも書泉グランデにはある、ということが少なくなかったが、2014年現在は後述のようにコンピュータ関連の書籍は無い。6Fの鉄道関係コーナーは鉄道ファンの聖地としても名高い。2011年10月に工学・理学書のうち、コンピュータ関連の書籍の扱いを止め、近隣のIT関連企業・団体等に影響があった。コンピュータ以外の数学書等は以前の通り、ないし充実を図っている。エレベーターは全部で3カ所に4台。ただし地下階直通は一部のみ。書店店舗としてはめずらしく階段の隣のシャフトの2台は展望エレベーターとなっており、窓からは靖国通りを眺望できる。営業時間は10時00分〜20時00分(2013年2月現在)。1994年開店。JR秋葉原駅の昭和通り口、地下鉄日比谷線秋葉原駅から南に向かってすぐの場所だが、岩本町駅のほうが近い。場所柄、電気電子・コンピュータ関係の一般書から専門書には前世紀から強く、他の分野もひと通り扱うが、ライトノベルにも当時から強かった(かつて同店のライトノベル担当だった大塚和重は「日本一ライトノベルを売る男」として知られており、またグランデ時代から「コンピュータ書の目利き」であった古田島義和がブックタワーの立ち上げには関与している)。今世紀にはゲーム、アニメ関係の雑誌、書籍も充実した。2008年春に営業時間が平日・土休日共通で10時00分から21時00分までと変更され、各店舗の中で一番営業時間が長い。もともとは芳林堂書店が運営していたが、同社が太洋社の自主廃業による影響で、2016年2月26日付で自己破産を申し立てたことから、書泉に店舗が引き継がれることになった。2016年3月26日付で書泉へ譲渡された。東京メトロ東西線西葛西駅から徒歩で数分の場所にあった。2008年7月21日をもって閉店した。書泉閉店後居抜きで博文堂書店が入居したが2013年4月21日で閉店。1998年12月開店。JR川口駅から徒歩数分の場所にあった。丸井インテリア館が撤退した後、同じ建物の1階から4階までのフロア構成で開店。開店時の売場面積約1100坪(後に縮小)。同じ建物の5階にはCDショップのヴァージン・ディスクステーションがあった。しかし、ヴァージンが撤退した後、書泉もフロア構成を4階から3階、2階へと徐々に縮小。2008年1月27日をもって閉店した。建物は暫くの間残存していたが、2012年10月現在解体されている。グランデと同じく靖国通りだが少々御茶ノ水駅寄りの駿河台下交差点、三省堂から「すずらん通り」を挟んだ向かいの角地に立つビルである。出口の選び方によっては小川町駅のほうが近い。一部オカルト類を除き基本的にはメインカルチャーを主力とするグランデに対し、サブカルチャーand・orポップカルチャーを主力としていた。以前は、最新雑誌、マンガ単行本、アニメグッズ、アイドル関係などを中心に取り扱っている他、大手メーカーの刊行する技報のいくつかを最新号だけでなく、バックナンバーまで確保していた。他にも雑誌のバックナンバーを置いていたこともあった。2014年6月25日より、地下1階にらしんばんが入居、同年7月頃より女性向けリニューアルの準備を始め、10月4日に「女子向け店舗にリニューアルオープン」。しかし、諸般の事情で2015年9月30日をもって閉店することになり、地下1階のらしんばんは近隣の秋葉原店 本館に店舗統合された。建物のその後は、2015年11月28日にABCマートが開店している。2014年9月23日、書泉グランデのTwitter公式アカウントにて、桜井誠の『大嫌韓時代』について以下のようなPRを行った。この書き込みに対し、「明らかに差別だろ」「排外主義を煽っている」「ここまで堂々と差別を宣伝する企業初めて見た。恥ずかしくないんですか?」「ヘイトで儲けている」などの批判が寄せられ、リツイートも急増した。書泉は上記の書き込みを削除した上で、ホームページ上に謝罪文を掲載した。一連の動きに対して、問題となった書き込みで著書を宣伝された桜井は、「書泉グランデへの応援宜しくお願いします」と書泉への応援を呼びかけた。2016年1月、書泉グランデにて、この前月に発売された『そうだ難民しよう!はすみとしこの世界』の著者であるはすみとしこのサイン会を企画。しかし、この作品は、かねてよりイラストが差別的だと一部から批判の声があがっており、出版に反対する立場が共同記者会見を行うまでに至っていた作品であった。このため、1月26日に企画をホームページ上で告知すると「書店が差別に加担するのか」などの批判が多く寄せられた。これを受けて書泉グランデは、1月27日にイベントを中止すると明らかにした。2014年4月21日より導入。購入金額(税抜)の1%(小数点以下切り捨て)分のポイントが付与され、ポイントは商品の購入に充てることが可能。親会社が発行しているアニメイトカードとは共通化がなされており、相互のカードを相互の店舗で利用することが可能。ただし、アニメイト・ACOSでは書泉よりも高い5%分のポイントが付与される。購入金額500円(税込)ごとにスタンプが1個押され、スタンプ40個で200円分の金券として使用できる。有効期限はカードについては最後のスタンプが押されてから1年間、金券としては40個目のスタンプが押されてから半年間となっている。書泉に譲渡される以前からこのポイントカードが使用されており、譲渡後も既存の書泉ポイントカードとの統合は実施されていない。ただし、アニメイトに転換したコミックプラザ店では、アニメイトポイントカード(書泉ポイントカードと同一)に移行したため、2016年5月31日でスタンプサービスが終了し、2017年5月31日で金券としての取り扱いを終了する予定である。
出典:wikipedia
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