BSI (Bundesamt für Sicherheit in der Informationstechnik) は、ドイツの連邦政府においてコンピュータと通信のセキュリティ担当部門である。英語では Federal Office for Information Security と呼ばれており、これはドイツ語名の直訳である。日本語では情報セキュリティ庁 (室), 連邦電子情報保安局, 連邦情報技術安全局 (庁) 等々、様々に呼ばれている。コンピュータアプリケーションのセキュリティ、重要インフラ (critical-infrastructure) の保護対策、インターネットセキュリティ、暗号、盗聴対策、セキュリティ製品の認証、およびセキュリティ評価機関 (test lab) の認定を、専門分野および責任範囲としている。ボンに本拠を置き、職員数は 600 名を超える。2009年10月16日より が長官を務めている。BSI の起源は BND (連邦情報局)の暗号部門であった。BSI は Libelle 暗号などの暗号アルゴリズム開発を引き継いでいる。BSI に似た役割を持つ他国の組織としては、アメリカ国家安全保障局 (NSA) や、イギリスの (GCHQ の情報通信セキュリティ部門)を挙げることができる。ただし、 NSA や GCHQ と異なり BSI はシギント活動そのものには従事していない。BSI と、ドイツでシギントを担当する BND との間に、非公式の協力関係があるかどうかは定かでない。様々な報道によれば、ドイツのシギント活動において、スイスの暗号装置(スイス Crypto AG 社製)を弱体化すべく米国 NSA との共謀があったという。これによりリビアやイランといった国々の極秘通信を、西側の諜報活動が解読できたと言われている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。