スマートストライク (") はカナダで生産・調教された競走馬である。デビューは遅く、3歳となった1995年4月の未勝利戦で2着だった。その後は連勝を重ね、1996年8月のフィリップ・H. アイズリンハンデキャップまで6連勝を飾っている。次走ウッドワードステークスでシガーの4着に敗れたのを最後に現役を引退した。1997年からレーンズエンドファームで種牡馬入り。2000年に初年度産駒デビュー。エクリプス賞年度代表馬に二度選出されたカーリンを筆頭に、数多くの活躍馬を送り出した。2007年にはカーリンがブリーダーズカップ・クラシックに、イングリッシュチャンネルがブリーダーズカップ・ターフに優勝した。同一種牡馬の産駒が同年のBCクラシックとBCターフ両方を制するのは史上初である。2007年と2008年にはカーリンらの活躍により北米リーディングサイアーとなり、特に2007年の年間収得賞金1435万8570ドルは、2014年にタピットに更新されるまで、歴代トップであった。種付料も2008年には15万ドルにまで上昇した。2015年3月25日、かねてから患っていた蹄葉炎が悪化し、安楽死の処置がとられた。その時点での産駒の獲得賞金は1億1865万2193ドル、ステークスウィナーは113頭に上っていた。父Mr.Prospectorについては同馬の項を参照。母Classy 'n Smartは1984年カナディアンオークス優勝馬でカナダの殿堂入りを果たしている。半姉にカナダ三冠馬ダンススマートリー、全弟にナイアガラブリーダーズカップハンデキャップ優勝馬フルオブワンダーがいる。祖母No Classを祖とする牝系には他にも多くの活躍馬がおり、カナダの名牝系として知られている。日本の活躍馬には、母の曾孫のハッピースプリント（全日本2歳優駿）がいる。

出典:wikipedia