『花のれん』(はなのれん)は、山崎豊子の小説。主人公のモデルは、吉本興業の創業者・吉本せいといわれる。1958年1月号から1958年6月号まで中央公論社の月刊誌「中央公論」に連載され、同年6月に同社から単行本が刊行された。1961年に新潮文庫版が刊行された(2005年には新装版が刊行されている)。第39回直木賞を受賞している。戦前の上方の寄席小屋や大阪商人の世界を、商売一筋に生きた一人の女性の人生に沿って情緒豊かに描いている。桂春団治、エンタツ・アチャコなども実名で登場して花を添える。1958年に芸術座(菊田一夫脚色・三益愛子主演)で舞台化され、1959年に宝塚映画(配給は東宝)で映画化された。また、1960年と1995年には同名で、1966年から翌年にかけては、『横堀川』(『暖簾』『ぼんち』と合同)として3度ドラマ化された。1960年1月18日、1月25日、フジテレビの『三菱ダイヤモンド劇場』枠(月曜20時30分 - 21時00分。新三菱重工(現:三菱自動車工業)一社提供)で放送された。全2回。1962年3月26日~同年5月7日にTBS系列で放送。放送時間は月曜22:00 - 22:30。主演は森光子で、演出は後年森と結婚(後に離婚)する岡本愛彦。1966年4月4日~1967年3月27日、『横堀川』としてNHKで放送された。現存する映像は全話のうち4本のみである。横堀川を参照。1995年1月1日にテレビ東京の初春ドラマスペシャルとして21:03 - 23:54に放送。全1回。副題に「細腕一本で日本国中を笑いの渦にまき込んだ女性興業師 知恵と度胸の奮戦記」と付け加えている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。