流星のロックマンシリーズ(りゅうせいのロックマンシリーズ、英語表記:Shooting Star Rockman Series、海外:Mega Man Star Force Series)は、カプコンより発売された流星のロックマンを第1作とする一連のゲーム作品の総称である。なお、本記事では説明の際、「流星のロックマン」=「1」、「流星のロックマン2」=「2」、「流星のロックマン3」=「3」とすることがある。西暦220X年、無線通信技術が発達し、あらゆる電子機器が電波によって繋がり、制御されている時代。コダマタウンに住む小学5年生星河スバルは、FMプラネットからやって来た宇宙人ウォーロックと出会う。その後FM星人がおこした事件と遭遇したスバルは、ウォーロックと合体(電波変換)し、「ロックマン」として戦いに巻き込まれて行くことになる。世界は人間の暮らす現実世界、現実世界と並行して存在する電波世界、電子機器の中の電脳世界の3種類に分かれており、現実世界にいる人間状態の主人公は、ロックマンへ変身(電波変換)することで電波世界へ行動の場を移す(ウェーブイン)ことができ、そこからさらに電波を受信している機器の電脳世界へと入ることができる。電波・電脳世界では「電波ウィルス」または敵の電波体と遭遇することがあり、その際はウェーブバトルへと突入する。それぞれの世界を行き来する方法は、作品によって細部が異なるため、詳細は各作品の記事を参照。人間が生活している世界。ロックマンへと変身していないときはこの世界で行動する。各地への移動は、各種交通機関を用いる。また、ビジライザーをかけることで、電波世界の様子を見ることが可能。現実世界と重なるように存在する、プログラムやデータが飛び交い、多種多様の電波体が活動する世界。ロックマンに変身(電波変換)している状態では、この世界で行動することになる。現実世界と異なり、移動をしていると電波ウィルスと遭遇することがある。空中に張り巡らされた電波の通り道「ウェーブロード」が存在し、ロックマンはこの上を移動することができる。また「2」以降は、さらに上空に設置された、長距離通信用のウェーブロードも登場し、それらを利用することで、交通機関を使わずに離れた地域へ行くことが可能となった。個々の電子機器を制御するため、その機器の中に作られた世界で、電波世界のウェーブロードから入ることができる。電波世界と同様、電波ウィルスと遭遇することがある。「2」のみ存在しない。バトルカードとは、電波ウイルスを退治するために開発されたカードのこと。基本的な内容はエグゼシリーズに登場する「バトルチップ」に相当する。トランサーやスターキャリアーといった携帯端末機を持っている人なら誰でも使用可能である。バトルカードには「スタンダードクラス」・「メガクラス」・「ギガクラス」といったクラスで別れていて、スタンダードクラスでも「ノーマル」と選択制限のない「ホワイトカード」、攻撃力を上げる「スターカード」の3種類に分かれている。また、「レジェンドカード」や「ブラザーカード」といった特殊なカードもある。ウェーブバトルで基本となるカードで、色は黄色。同名のものは3枚まで入れられる。ほとんどのカードには1〜3のグレードが設定されており、基本的に同じ名前のカードでも高グレードなほど性能は高い。一部のスタンダードクラスにある、カスタム画面での選択制限のないカードで、色は白色。バトルカードをフェイバリット指定すると、ウェーブバトルでこの色になって出てくる。同じ名前のスタンダードクラスのカードを、星の数だけ上げるカード。星は最大6個まであり、★3つまでは本編で入手できるが、★4つ以降は「アタックスター」をゲットする必要がある。ウェーブバトルでは、普通にバトルカードとして使用できるため、実質的には同名カードを4枚のカードを組み込めることになる。ただし、同名カードは星の数に関係なく1枚まで。「3」のみ登場する、バトルの最初のターンのカスタム画面に必ず現れるように指定できるカード。ただし、指定できるのはスタンダードクラスのバトルカードのみ。ボス戦で勝利すると入手できるカードで、色は青色。スタンダードクラスよりも攻撃力や攻撃範囲が広いため、フォルダには最大5枚しか入れられない。しかし、アビリティを装備すれば入れる量を増やすことが可能。同名カードは1枚まで。全てのカードに無印、EX、SPのグレードが設定されており、SPの攻撃力はSPボスのデリートタイムによって変化する作品もある。1枚で戦況を覆す力を秘めたカードで、色は赤色フォルダには1枚しか入れられないが、メガクラスと同じくアビリティを装備すれば入れる数を増やすことができる。メガクラスと同じく、同名カードは1枚まで。バージョンによって種類が異なるが、入手方法は同じ。このクラスのみ、ベストコンボに登録ができない。「2」のみ登場する。ブラザーバンドを結ぶと自動的に登録されるカードで、トライブオン、ダブルトライブ、トリプルトライブには欠かせないカードである。カスタム画面でロックマンとは違う種族のカードを選択すると、「トライブオン(ダブルトライブ、トリプルトライブ)する」か「ルーレットにする」の2択に迫られる。「ルーレットにする」を選ぶと、そのブラザーのフェイバリットカードがランダムで1枚使用できる。「トライブオンする」を選択すると、そのカードがカスタム画面に残る。変身が解除されると、ブラザーカードも壊れてなくなってしまう。ロックマンのトライブとブラザーカードのトライブが同じだった時か、トライブオンの力を授かる前の時にタッチすると、自動的に「ルーレットにする」が選択される。ベストコンボが登録されたカード。自分のベストコンボをゼニーを払って変換してもらうか、ブラザーバンドを結んだ時(データ更新をした時)に入手する。フォルダに入れてウェーブバトルで使用すると、登録された内容のベストコンボを発動する。なお、フォルダに入れられるのは1枚だけで、アビリティによる増減効果もなく、本編・通信問わず1度使うとなくなってしまう。「2」では、このカードを選ぶとそのターン他のカードを選択することができない。ウェーブコマンドカードを使用することで、バトルカードに変化させられるカード。その中には既存のメガ・ギガクラスカードや、他のバージョンのギガクラス、ブランク限定のカードもある。さらに、ウェーブコマンドカードで登録したメガ・ギガカードは通常のもの(本編で入手できるもの)とは別物扱いで、同じ名前のカードを2枚入れることもできる。そのため、ウェーブコマンドカードで登録したメガ・ギガカードはライブラリには登録されない。ロックマンが変身状態の時、カウンターを取ることで入手できる強力なバトルカード。ボーナスカードの場合もあるため、いつ出るかは運次第である。名称は「1」は『SFB(スターフォースビッグバン)』、「2」は『KFB(キズナフォースビッグバン)』、「3」は『NFB(ノイズフォースビッグバン)』と作品ごとに若干違っている。通信対戦では、相手のこれらのカードの発動に対して暗転割り込みは不可能。フォルダとは、ウェーブバトルで使用するバトルカードの入れ物のことを言う。基本的にバトルカードは1枚1回しか使えないが、使用してもフォルダから消えることはない。通常は装備したフォルダを使用するが、「3」の「ファイナライズ」中は専用のフォルダに変更される。ただし、フォルダの編集にもルールがある。フェイバリットとは、フォルダのバトルカード数枚を、ホワイトカードにさせてウェーブバトルで使用すること。「1」・「2」に登場し、後者でブラザーカードで「ルーレットにする」を選んだ場合、そのブラザーのフェイリバリット1枚をランダムで使用できる。多少の違いはあるが、ほとんどルールは同じ。ウェーブバトルでは、下画面に「バトルカード」を選択する「カスタム画面」、上画面に実際にバトルを行う「アクション画面」が表示される。バトルは縦5マス×横3マスの奥行きのあるフィールドで行われ、移動や攻撃の命中判定は、全てマス目単位で行われる。キャラクターやフィールドは全てポリゴンで描かれ、プレイヤーはロックマンの背後からの視点でバトルを行う。最奥(上)から4行目までのマスに最高3体の敵が出現し、ロックマンは一番手前の3マス(最下段、便宜上灰色に塗ってある)を、横に移動することができる。マス目は「パネル」とも呼ばれ、複数の種類が存在し、乗っているものに様々な影響を与える。フォルダからランダムで選出された「バトルカード」が、横3×縦2の並びで6枚表示され、以下のルールのどちらかに従って選ぶことができる。なお、バトルカードの選択中、アクション画面の時間は完全に停止している。ただし、下部が白いカード(ホワイトカード)は上記のルールに関係なく選べる。カードを選んで「OK」を選択すると、アクション画面に入り、戦闘開始となる。また、この画面において敵から逃げるかどうかを選ぶこともでき、成功すればバトルから離脱できるが、失敗した場合、バトルカードなしで強制的にアクション画面へ入ってしまう。ロックマンは基本武器「ロックバスター」と、ブレイク性能を持たない攻撃を防御できる「シールド」、そしてカスタム画面で選んだバトルカードを使って戦うことになる。バトルカード、電波ウイルス、ボスは、弱点属性も有利な属性も存在しない無属性を含め5つの属性のどれかを持っている。火は木に強く、水に弱い。木は電気に強く、火に弱い。電気は水に強く、木に弱い。水は火に強く、電気に弱い。相手の属性に対し有利な属性の攻撃を当てると、ヒット時に「!!」と表示され、威力が2倍になる。属性の強弱の関係は、模式的に表すと以下の通り。さらに、属性同士のみならず、相手の乗っているパネルや状態異常によっても様々な効果が発揮される。2倍のダメージを与えた場合、属性ダメージと同様ヒット時に「!!」と表示される。また、一部のウイルスに対して特定の属性・性能を持ったカードの攻撃を与えると、ダメージに関係なく一撃でデリートさせることがある。一部のバトルカードおよびウイルスやボスの攻撃に備わっている。エグゼシリーズと同じく、バトルカードおよびウイルスやボスの攻撃にはさまざまな性能が設定されている。フィールド上に置かれる岩などの総称。「障害物」は双方共に攻撃は通じないが、「設置物」は置いたプレイヤーの攻撃は通らない。「アトミックマイン」以外は設定されたHP以上のダメージを与える、もしくはブレイク性能を備えた攻撃を行うことで破壊できる。バトルカードには、ロックマンのウェーブバトルをサポートする「補助カード」というものがある。ブラザーバンドとは、2人の絆を示す友好関係の証であり、ブラザーバンドを結ぶためには、お互いにマイページ記載した「ヒミツ」を交換しなければならない。ブラザーバンドを結んだもの同士を「ブラザー」と呼び、現実のプレイヤーと結ぶ「リアルブラザー」、ゲーム開始時に作成し必ず現れる「オートブラザー」、ゲーム内のキャラクターと結ぶ「NPCブラザー」がある。ストーリーを進めると、強力な力を持つロックマンに変身することができる。「1」では「スターフォース」、「2」では「オーパーツ」か「孤高の証」、「3」では「ノイズチェンジ」の力によって変身する。変身中はチャージショットが変化し、特定の属性のカードの攻撃力を上昇させたり、上述の特殊能力を得られることがある(種類によって変化する)。「2」では、戦闘中に暗転しないSクラスのバトルカードをチャージすると、特殊な効果を得られる。さらに、カウンターを取ると「1」では「SFB(スターフォースビッグバン)」、「2」では「KFB(キズナフォースビッグバン)」、「3」では「NFB(ノイズフォースビッグバン)」と呼ばれる必殺技を使用可能になる。ただし、弱点属性(または性能)の攻撃を受けると2倍のダメージを受けて、変身が解除されてしまう。なお、「2」の「トライブキング」、「3」の「ブラックエース」と「レッドジョーカー」は無属性のため、3ターン経過で全ての変身が解除される。以下は変身の種類の一覧。流星のロックマン2 ベルセルク・シノビ・ダイナソー バトルマスターズバイブル - 双葉社刊 ISBN 978-4-575-16472-5
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。