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新潟・市民映画館シネ・ウインド

新潟・市民映画館シネ・ウインド(にいがた・しみんえいがかんシネ・ウインド)は、1985年12月7日に開館した、新潟県新潟市中央区の万代シテイにある映画館である。「新潟・市民映画館鑑賞会」という会員制度を持っている。「有限会社新潟市民映画館」が管理・事務局機能を担い、「新潟・市民映画館鑑賞会」が運営を担当する。「新潟・市民映画館シネ・ウインド」とは、これら二つの組織の総称であり、劇場名でもある。代表は齋藤正行、支配人は井上経久(2009年10月より)。2015年(平成27年)12月に開館30年を迎えた。なお本項では月刊ウインド、安吾の会についても記述する。1985年(昭和60年)3月、新潟市古町の「名画座ライフ」が閉館。当時「新潟日報」に映画評を連載していた映画評論家の荻昌弘は「ライフ」の閉館を惜しみ、「新潟市民の損失は、はかりしれない」と記した。それを受けて、「なくなったら自分たちでつくればいい」と立ち上がったのが、当時印刷会社に勤務していた齋藤正行だった。市民参加と市民出資による独自の新しい映画館をつくるため、同年5月「新潟・市民映画館建設準備会」を発足。映画上映会を開催し、会員数5000人を目標に1口1万円の会費を呼び掛けて、同年12月7日、現在の所在地に「新潟・市民映画館シネ・ウインド」開館。最初の上映作品は「アラビアのロレンス」。運営は会員の手により行われている。会報『月刊ウインド』の編集・発行、上映作品の選定をはじめ、映画関係の資料の保管・管理などに会員の有志が活動している。毎年11月には「周年祭」が開かれる。シネ・ウインドは、発足時から市民一人ひとりが参加する「会員制度」を運営の基盤に置く。公式ホームページには「どこからもバックアップのない民間団体であり、入場料収入や年会費で成り立っており、会員制度は大きな支えです」と書かれている。会員は上映作品を「会員価格」で鑑賞できるだけでなく、運営に関するさまざまな活動に、スタッフとして参加できる。毎月第2火曜日に、「月間ミーティング」(運営に関する検討)を行う。なお、9月の第2火曜は年度ごとの活動総括、新年度の方針を討議する、「新潟・市民映画館鑑賞会総会」として開かれる。映画・俳優・芸術などに関する約2万冊の書籍、上映作品などのパンフレットが所蔵されている。会員に対する貸し出しも行っている。1992年(平成4年)に完成した佐藤真監督作品「阿賀に生きる」の制作段階より、シネ・ウインドは様々な形で関わっている(『焼いたサカナも泳ぎだす―映画「阿賀に生きる」製作記録』)。1999年(平成11年)に公開された手塚眞監督の映画「白痴」(原作:坂口安吾)の製作にあたっては、同映画館が重要な役割を果たした。「白痴」製作に関わった人々の動きは、“「白痴」の記録編纂委員会”によりまとめられた、「映画が街にやってきた-「白痴」制作・新潟の2000日物語-」(新潟日報事業社発行)に、詳しく残されている。完成した映画「白痴」は、1999年(平成11年)10月30日から、翌2000年9月1日までの44週にわたりシネ・ウインドで公開された。最近では、安吾の没後60年(同時に、シネ・ウインドの開館30年目)にあたる2015年(平成27年)2月、シネ・ウインドで開催された「安吾映画祭2015」において、35mmフィルムで上映されている。2005年(平成17年)11月1日「新潟日報文化賞」(新潟日報社主催)を受賞。2007年(平成19年)「月刊ウインド」250号を記念し、新潟県の映画館史と観客の記憶を集大成した『街の記憶 劇場のあかり 新潟県 映画館と観客の歴史』を編集・発行。2012年(平成24年)11月23日から「2千万円」を目標に、「デジタルシネマ設備募金プロジェクト」を実施。2013年(平成25年)3月31日の募金活動終了までに1931万8637円の募金を集め、この資金によって同年6月29日、デジタルシネマの上映をスタートした。なお、35mmフィルムの上映環境も維持している。2015年(平成27年)9月4日・5日、「全国コミュニティシネマ会議2015in新潟」を、一般社団法人コミュニティシネマセンターとともに制作。2016年(平成28年)4月より「シネ・ウインド31周年祭実行委員会」のプロジェクト活動がスタート。新潟大学映画倶楽部を中心とした大学生スタッフにより、「キネマ談話室」、「月ムビ」など映像による情報発信に取り組んでいる。「新潟・市民映画館鑑賞会」が発行する、「シネ・ウインド」の会報。毎月1日発行。編集は会員スタッフで構成する「月刊ウインド編集部」が担当。会員配布の他、市内の書店などでも販売されており、会報であるとともに、「シネ・ウインド」の広報ツールともなっている。「シネ・ウインド発 文化フォーラムマガジン」と題し、上映スケジュール、作品紹介のほか、イベントのレポート、映画にとどまらない幅広い内容となっている(大阪の「天満天神繁昌亭」支配人・恩田雅和やコラムニスト・えのきどいちろうも、連載エッセイを寄稿)。創刊は1985年11月14日と、映画館のオープンよりも早かった。創刊時はB5サイズ16頁。少しずつページが増え、現在はB5サイズ32頁。毎年11月号は周年祭特集号として増ページ。安吾の会(あんごのかい)は、作家・坂口安吾(新潟市出身)を偲び、その世界観を後世に伝えることを目的に1987年、結成された。シネ・ウインド代表の齋藤正行は同会の世話人代表を務めており、会の事務局は「シネ・ウインド」内に置かれている。会報『安吾雑報』を編集発行。また不定期に「安吾探索ノート」を刊行している。毎年10月に新潟市で開催される「坂口安吾生誕祭」には、実行委員会の一員として運営に関わっている。また、安吾の命日である2月17日には、毎年東京都内と新潟市秋葉区(旧新津)ほかで「安吾忌」が開かれるが、新潟市での「新潟安吾忌」は、同会が主催している。

出典:wikipedia

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