花輪スキー場（はなわスキーじょう）は、1954年（昭和29年）秋田県鹿角市花輪で開業したスキー場である。花輪スキー場は、アルペン、ジャンプ、クロスカントリーの本格的なスキー競技を一度に開催可能な全国でも数少ないスキー場であり、数多くの大会が開催されている。1997年（平成9年）2月開催の第52回国民体育大会冬季大会スキー競技会の会場として、総合的な施設整備により、スキー場の拠点として1995年（平成7年）に、鹿角トレーニングセンターが完成し、トレーニング施設、宿泊施設、レストラン等の機能が充実した。1998年（平成10年）には、陸上競技場やテニスコートを備えた鹿角市総合運動公園が完成し、鹿角市のスポーツエリアの中核となっている。このスポーツエリアの愛称としてALPAS（Alpine Skiing、Park、Sports）として市民に親しまれている。2005年（平成17年）4月より指定管理者として東京美装興業株式会社が運営。2014年2月28日、スキー教室に参加していた鹿角市立十和田中学校の1年生がパノラマコースの斜度約30度のカーブ外側の立木に衝突して死亡した。これまで大きな事故はなく、コース逸脱を防ぐネットや立ち木のクッションなどはなかった。

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