ソウルキャリバーの登場人物(ソウルキャリバーのとうじょうじんぶつ)では、ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)が開発・販売する対戦型格闘ゲーム『ソウルエッジ』および『ソウルキャリバー』とその続編からなるソウルシリーズに登場する架空の剣士について記述する。各キャラクターのストーリーを理解する上での世界設定についてはソウルシリーズの世界設定を参照。略語表記について御剣 / ソン・ミナ / タキ / リ・ロン / ヴォルド / ソフィーティア / ジークフリート / ロック / ファン / セルバンテス / ソウルエッジ / ハンミョンキリク / シャンファ / マキシ / アーサー / ナイトメア / アスタロス / アイヴィー / 吉光 / リザードマン / エッジマスター / インフェルノラファエル / タリム / カサンドラ / ユンスン / シャレード / ネクリッド / アサシン / バーサーカー / (平八) / (リンク) / (スポーン)ザサラメール / ティラ / 雪華 / オルカダン / アビス / ナイトテラーボーナスキャラクターレブナント / グリード / マイザー / ヴァレリア / ファリン / リネット / アベリア / ルナ / ジラルド / チェスター / デムース / オーレリア / ストライフ / エイミその他、家庭用の「ストーリー」「ロストクロニクルズ」「バトルアリーナ(シチュエーション)」の各モードにおいて、様々なキャラクターが登場する。アスタロス α / (ロイド) / イスカ / 仮面の皇帝 / バルバロス / ファフナー / アモン / ゲキ / マキヒルダ / アルゴル / (ダース・ベイダー) / (ヨーダ) / (アプレンティス)ボーナスキャラクターシェラザード / アンゴル・フィア / 修羅 / アシュロット / 神斬蝕ダンピエール / (クレイトス)パトロクロス / ピュラ / ツヴァイ / ナツ / ヴィオラ / レイシャ / シバ / αパトロクロス / ピュラΩ / エリュシオン / (エツィオ)ロティオン / ベルチー / フレデリック / シャンレン / トキ / バングー / 千恵 / 種子島 / クンペトクー / ケフェウス / クン本項において、以下のように省略を行っている。みつるぎ へいしろう [Heishiro Mitsurugi]農家の息子であったが、両親の死をきっかけに剣の道に進む。種子島の脅威をきっかけにソウルエッジに興味を持つようになる。使用武器の分類は設定上は「太刀」とされているが、内容は打刀に近い。豪快にして大雑把、自由奔放にして天衣無縫な性格。あまり細かいことを気にしない性分であるが、強さを追い求める意志は人一倍強く、様々な剣術の技を見様見真似で会得し、種子島に対抗するために居合などを自らの流派に取り入れて改良を重ねるなど、剣の道を究めるためには決して努力を惜しむことがない。戦いに対する姿勢は非常に厳しく、敵に対して一切容赦がない。いかなる相手に対しても死力を尽くすことこそが礼儀であると信じている。己の目的のためにいつも自分の邪魔をしてくるタキのことを、厄介者として手を焼いている。また、ナイトメアを「内藤」、アスタロスを「明日太郎」、イスカを「飯塚」と無理矢理和名で呼んでいる。(エッジ)では「是藤」という刀を使用していたが、種子島に対する戦術を模索する中で、居合を始めとする新たな剣術を知り、それらを自力で会得していく激しい修行の最中、今までの刀に物足りなさを感じたために、新たな戦い方に適した刀を求め、(1)ではより刀身が長く刀幅が広い「獅子王」に変えた(なお、(4)の公式サイトでは「獅子王」と言う刀は現存するものの、御剣が使用したそれとは別物である模様だと公表されている)。後にある戦いで獅子王を失ってからは、「本当の強さは武器ではなく自分自身が持つもの」だということを悟り、他人の真似の限界を超えるため、本物の剣術とは何なのかを見つめ直すようになっていたあるとき、故郷で見つけた「一文字」の名を冠しながら似ても似つかない無骨な刀にかつての自分を重ね、(5)ではこれを「無一文字」と名付けて新たな愛刀とするようになった。リーチに優れ、攻撃発生の早い技を多数持ち、近距離戦を中心にあらゆる距離での戦いを得意とする、スタンダードで扱いやすい性能を誇る万能キャラクター。(1)からは「居合」と「霞」の2つの特殊構えが追加され、これらの構えから派生する技を駆使してテクニカルな攻めを展開することも可能。シリーズを通して上位キャラクターとしての地位を保ち続けている。『NAMCO x CAPCOM』では基本攻撃力が高いものの、初動エリアル技、5ヒットを超える技の両方が欠けている。加えて、通常技で唯一4ヒットする「朧神楽」が敵によっては3ヒットに減ってしまう。これらが原因で攻撃数を増やし難く、ゲームが進むにつれて火力不足が目立ってくる。他にも低めの防御と速度、初期値・成長率のどちらも低いMP、同列最下位でレベル補正の無い移動力、技の大部分が物理属性である等、多くの欠点を抱えている。幸い、遠近両方の防御カウンターとHP回復スキルにより打たれ強い。ソン・ミナ、 [Seung Mina(エッジ)(1)(2CS), Seong Mi-na(3)(4)(BD)]剣術道場師範の一人娘。迫り来る祖国への脅威のため、そして自分が一人前であると認めさせるために救国の剣を求める。武器は斬馬刀(薙刀に近い形状)。ソウルエッジが邪剣であると同時にソウルキャリバーこそソウルエッジを砕く聖剣であるとエッジマスターから知らされる。明朗快活なおてんば娘。大抵の衣装が赤または緑基準とし、額にバンダナ、へそと足を露出した物で構成される(エッジ開発時のイラストにはヘソ出しと前垂れは鉄板と書かれている)。武芸の心得は幼いころから持っており、その頃から成家伝来の斬馬刀「紅雷」を自在に操ることができるほどの腕力を誇っている。しかし童顔で華奢な外見から、近所の男たちからは「小娘(または子供)」扱いされてからかわれることもしばしばだが、彼女はそう呼ばれることを著しく嫌っているため、自分をそう呼ぶ者たちを叩きのめして家に帰ることもほぼ日常茶飯事。父とも対立しやすく、お家騒動や家出もしょっちゅうやらかす。ファンに対しては強い憧れを抱いており、兄のように慕っている一方で、いつかは追いついてみせようと思っている。そしてユンスンを露骨に弟扱いをしているが、ユンスンから皮肉をいわれることも多い。斬馬刀による長いリーチを持ち、広範囲攻撃を得意としたキャラクター。シリーズ通してコマンド入力や特殊ステップや構え・コマンド投げといった複雑な要素を持たない分、シンプルな技構成に抑えられており、初心者にも使いやすい。朝鮮人キャラクターの例に漏れず安定した蹴り技も多く装備しているが、全体的に火力が低く、万年中堅に甘んじている。同じ長物使いであるキリクと似通ったモーションも多く、(1)と(2)では構えも同じであったが、キリクよりも若干リーチが短い代わりに小回りが利きやすいなど、細かな点で差別化が図られているほか、(3)では武器をキリクよりも低い位置で構えている。タキ [Taki]両親・兄弟を病で失い孤児となるが、忍者に育てられ、悪霊退治を生業とするくノ一となった女性。かつては愛刀「裂鬼丸」の強化を目論んでソウルエッジを探していたが、後にその邪悪な力と危険性を実感し、手に入れるためでなく封印するためにソウルエッジの行方を追うようになる。そのため、ソウルエッジの力を渇望する御剣とは犬猿の仲である。また、ソウルエッジと共鳴する謎の霊刀・滅鬼丸を巡り、ソウルエッジの力に魅入られたかつての恩師トキと敵対することになる。使用武器は設定上は「忍者刀」とされているが形状は短刀に近い。任務に忠実な人物ではあるが、その本質は非好戦的で無用な戦いは好まないタイプ。「封魔完了!」が決まり文句。武器自体が短いため常に接近を強いられるが、攻撃の発生が早く手数で押し切れるスピードキャラ。リ・ロン [Li Long]皇帝からの依頼で西洋で噂になっているソウルエッジ捜索の任務と、倭寇抹殺のため日本へ渡った暗殺者。任務の最中に負傷したが、菜飯屋を営む「八兵衛」の娘「千恵」に救われ、やがて彼女と恋に落ちた。とある日に彼が村へ出かけているとき、何者かによって菜飯屋が襲われ、八兵衛と千恵が凶刃によって倒れる。それを見た李龍は、八兵衛から放浪の剣士に襲われたと聞き、ソウルエッジを追っている剣士を犯人と見なして仇を討とうと決心し旅立つこととなる。しかし李龍は千恵は死んだと思い込んでいるが、彼女は辛うじて生きており、お腹に自分の子供を身篭っていることを知らない。大切な人を傷つけられて怒りに心を支配されているが、決して乱暴な性格ではなく、弱き者に対しては優しさを兼ね備えている。戦いそのものはあまり好まないようだが、任務であると割り切っている模様。武器のリーチはそれほど長くはないが、御剣の日本刀よりも素早い動きが可能。(エッジ)と(3)の両作品ともにマキシのような特殊構えは存在しないため、テクニカルな部分はなく、そのぶん扱いやすい。Voldoかつて「死の商人」と呼ばれたベルチーという人物の腹心。ベルチーが死去した今でも忠誠を誓っており、亡き主の宝物殿(通称・マネーピット)を守る番人。あるとき宝物殿に侵入した女戦士を追い払った際、突然聞こえてきた主の声に従い女戦士を追った結果一握りの妖刀を持ち帰ることに成功するも、その後主の声が返ってくることはなかった。それから4年後、とある侵入者の持ち物から、以前持ち帰った妖刀と同じ気を放つ数個の金属片を発見する。ソウルエッジを手に入れ、主の元に持ち帰るため、ヴォルドはソウルエッジを求め外海に出る。火事が原因で全身包帯だらけのような格好をしている。視力もなければ喋ることもできないが、その代わり嗅覚がかなり発達しており、その常人離れした鼻の感覚とベルチーに対する忠誠心を元に行動する。台詞が一切なく、「シュー、シュー」といった擬音を発する。その行動から、妄執や本能だけで動く怪物を彷彿させるが、実際は主の財宝をより永く守護し続けるために自分の後継者を探そうと考えるなど、知性もきちんと残っている。背向け状態やブリッジ状態から多彩かつ変則的な攻撃を繰り出す、ソウルシリーズきっての色物キャラクター。背後投げからも投げ抜けできる数少ないキャラクターの一人。武器の射程は短いが、手足が長いのでリーチは長い。ヴォルドの使用する武器は、本来「ジャマダハル」という名の種類の剣である。だがこの剣は、実際の歴史書で挿絵が間違えられたことがあるせいで、「カタール」という呼称で認識(誤認)されていることが多い。本シリーズでも(2)までは「カタール」とされ、(3)から「カタール(ジャマダハル)」とされた。Sophitia Alexandra、邪剣の破壊をヘパイストス神に命じられた少女。(1)で結婚するロティオンが鍛えた武器・防具を装備して立ち向かう。ソウルエッジを破壊するも、その破片が体内に入り込んでしまったのが原因で産んだ子供の1人が、ソウルエッジに汚染してしまっている。そのため(4)で聖戦士として、母親として戦ってきた彼女に大きな変化が訪れる。基本的に白基準(1と2はシャツが青)のコスチュームが多く、スカートの着用も多い。好戦的な性格ではなく、人を傷つけることを快く思わないむしろ清楚で心優しい性格。実家はパン屋で彼女もそのパン屋の看板娘として生活を営んでいたが、ロティオンと結婚してからは彼の仕事を手伝っているようである。長身であり、均整のとれた体格をしているが、彼女自身の戦闘経験はゼロに近く、神の加護やロティオンのすぐれた鍛冶技術などの力もあってこれまで活躍してきた。なお、(エッジ)のみ、2Pカラーは服装、色違いというだけではなく、髪の色がブラウンになり、格闘スタイルも捷アレス流(ゲーム上のモーションは同じ)という設定になっていた。短めの剣と盾を使う。リーチは短そうに見えるが、いわゆる波動拳コマンドから出る「エンジェルステップ」という特殊ステップを持つために距離を問わず攻撃できるほか、高性能な技を数多く持つ万能キャラクター。彼女の持つある意味痛烈な投げ技「ヘブンズアーチ」も彼女を象徴している。Siegfried Schtauffen(1)(2)において設定上はナイトメアと同一人物であるが、(1)ではゲーム上では独立したキャラクターとして使用することができる。(2)では独立したプレイヤーキャラクターとしては登場しないが、ナイトメアの衣装変えでジークフリートの姿が見られる。(3)以降は設定上でも分離しており、ゲーム上でもナイトメアと技の差別化が図られている。盗賊団『シュヴァルツヴィント』を率いていたが、殺された父の仇を討つためにソウルエッジを追い求める。しかし、それは父を殺したのが自分自身であることからの現実逃避であった。この弱みを突かれて邪剣「ソウルエッジ」に取り憑かれたことで、ナイトメアとして殺戮を繰り返すこととなる。取り憑かれた瞬間に全世界に放たれた邪気が「イヴィルスパーム」と呼ばれる怪奇現象を起こし、人々を苦しめることにもなった。(3)において霊剣を用いて邪剣を封じ、元の姿を取り戻す。その後、過去に犯した過ちを償うべく、ソウルエッジの破壊を決意する。(3)では彼を中心としてストーリーが進行しており、(4)においてソウルキャリバーの正当な所有者となった。左利き。(エッジ)では野心とプライドが高く、冷酷な言動の多い青年であったが、(1)以降は自分が父親を殺し、殺戮者ナイトメアとなっていたことと、ソウルエッジの破壊の自負に苦悩する青年として描かれている。ただしナイトメア曰く「存在そのものが罪」であることから、自分の宿命から逃れることはできなくなっているが、ジークフリート自身はそのことを必然的に受け入れている。全キャラクターの中で最もストーリーの中心にいた人物であり、最も波乱な生涯を送っている「影のある主人公」と呼ぶべきに相応しい人物である。大剣を武器に使い、大振りながらもリーチとパワーに優れた攻撃が得意。(1)ではナイトメアと同じく、レバー左右上下およびニュートラルレバー+B+Kによる特殊構えを実装しており、これに大剣の特徴を加えたパワー寄りのテクニカルな動きを可能にしている。ナイトメアとは(1)では一部の技が異なるのみであったが、(3)以降は大きな差別化が図られている。説明書では最もバランスの取れたデータが出ている。企画当初に想定された人物のモチーフはアメリカの映画俳優リヴァー・フェニックスで、武器のモチーフは三浦建太郎の漫画『ベルセルク』に登場する大剣「ドラゴンころし」である。ツヴァイハンダー(ドイツ語で「両手持ちの剣」の意味)は実在する剣のカテゴリだが、モチーフとなった漫画の剣は史実上のものよりも、はるかに大振りで重い。Rockアダムス家に生まれたイギリス人(イングランド王国)だが、幼い頃海賊の襲撃により乗っていた船を沈められ、見知らぬ島(新大陸)に流れ着き、そのままその地で育った男。ソウルエッジを手がかりに自分の過去を探す。海外版のフルネームはNathaniel William Adams(ナサニエル・ウィリアム・アダムス)。正々堂々と闘う誇り高き戦士であり、闘う相手への敬意も忘れない。養子の息子バングーを大切に思っており、自分の親を探すことよりもバングーを守ることを優先するなど、その愛情は深い。なお、(1)のときに邪教集団にさらわれたバングーを救い出した際に、それまで使っていた武器が壊れたため、(3)からは武器が変更されている。斧((3)以降は大型のメイス)を武器に使い、大振りで単発ながら攻撃力の高い技を多く持っている。(エッジ)から登場しているが、(1)ではアスタロスに変わりコンパチキャラクターとして登場し、(2)では登場せず(代わりにロックの性能を受け継いだバーサーカーが登場)、(3)からレギュラーとして復活し、ロックの代表的な技を残しつつアスタロスと本格的な差別化がなされた。(4)では一部の主力技がなくなり、連係が乏しい単発重視のキャラクターに仕上がっている。ファン・ソンギョン、 [Hwang Sungkyung(エッジ)(1), Hwang Seong-gyeong(3)]元々は韓国版ソウルエッジの御剣の代替キャラクターであったが、(エッジAC)Ver.2および(エッジPS)では通常使用キャラクターとして追加された。成美那の父の剣術道場の愛弟子。李氏朝鮮が誇る剣客で、その実力は凄まじい。(エッジ)から登場しているが(1)ではシャンファに変わりコンパチキャラクターとして登場している。リング際を背に追い詰められても相手を対称から背の後ろ側に落とせるG+Bなどの代表的な投げ技を持つ。(2)では流派を受け継いだユンスンが登場したことで出場せず(代わりにファンの性能を受け継いだアサシンが登場)、(3)ではボーナスキャラクター((3AC)ではレギュラーキャラクター)として登場している。(4)にはリ・ロン同様に参戦していないが、ミナとユンスンのストーリーなどの絡みで名前だけ登場している。基本的に(1)ではオリジナル技とシャンファの剣技、ミナの足技などを合わせ持ったキャラクターで、素早い剣技・足技を駆使し、主に近距離・中距離戦を得意としている。Cervantes de Leon元々はボスキャラクターであったが、(エッジAC)Ver.2および(エッジPS)では通常使用キャラクターとして追加された。なお、(エッジ)においてのみ、プレイヤーが使用時とCPU使用時の性能が若干異なる。かつて世界の海を荒らし回り、あらゆる船舶を恐怖に陥れた大海賊。父親は私掠船の船長であったが、助けた船に後ろから攻撃され命を落とした。そのため、父とは反対にどこにも属さない海賊として彼は生きてきた。ベルチーの依頼でソウルエッジを探索し、やがて発見する。しかし、ソウルエッジを握った瞬間にソウルエッジの虜となってしまう。その後、ソフィーティアとタキに敗れて一度は命を落としたが、邪剣の力によって復活する。(エッジ)のグッドエンディングを見てもわかるように、操られていて自分が起こした惨状の始末を自害でつけるなど、本来は責任感が強く、俗にいう海賊とは思えない人柄だが、次第に狂気をまとうようになってしまい、実の娘を襲うことを躊躇しないほどの冷酷非道な人物になってしまった。復活してからはソウルエッジの完全復活を求めて行動を起こすようになる。しかし生への執着が強くなっており、それがアイヴィーへの襲撃の糸口となった。(5)ではソウルエッジの支配から逃れ性格が一変している。ソウルエッジに支配されていた時は一人称は「我」だが、支配が解かれた(5)では「俺」。また(エッジ)のグッドエンディングで支配が解かれた時は「私」で、支配される前の話が語られている「エッジマスターモード」のBOOKでは「俺」。特殊構えからの突進攻撃や銃による遠距離攻撃などリーチの長い技もあるが、基本的には近〜中距離戦を得意とするキャラクター。Inferno多くの作品で最終ボスとして君臨してきた歴戦のボスキャラクター。(エッジ)においてのみ、“ソウルエッジ(SoulEdge)”の名で登場する。なお、同タイトルでは特定の条件を満たすことでプレイヤーが使用することも可能。邪剣ソウルエッジの意思が具現化した存在であり、炎に包まれた姿をしている。(1)では霊剣ソウルキャリバーを手にしたシャンファにより滅ぼされたが、(2)では邪気の影響で変質したソウルキャリバーに取り憑くことで復活を遂げた。(エッジPS)(3AC)ではセルバンテスとほとんど同じ技を使い、(1)(2)ではラウンドごとにランダムに選んだキャラクターの流派を使う。いずれの場合も特殊な専用技が追加される。(1)において、ボスとして登場したときは1ラウンド目は必ずナイトメアの流派を使用してくる。ソン・ハンミョン、 [Seung Hanmyong]成家式道場の師範でミナの父親。ファンとユンスンの師でもある。厳格な性格で忠義のある格闘家。娘のミナのおてんばぶりに手を焼いている。ファンとほぼ同じ技を使うが、一部ファンとミナの技をアレンジしたものと独自の技を使う。キリク [Kilik]臨勝寺の若き修行僧の一人であったが、イヴィルスパームが原因で三宝の一つ「滅法棍」を手にしていた自身が暴走し、自分にとって姉同然の存在であった香蓮(シャンレン)を含む門下生たちを皆殺しにしてしまう。心の弱さを悔やみ、師匠・エッジマスターの元で修行を積み、イヴィルスパームの根源であるソウルエッジを「浄化」する旅に出る。やがて旅先でシャンファ、マキシと出会い3人で行動する。武器は滅法棍。胸にはシャンレンの形見である末法鏡を掲げている((2)以降は、末法鏡の欠片を首飾りにしている)。なおシャンファがシャンレンの妹であることには気づいていない。(5)ではソウルエッジ・ソウルキャリバーの力を封じ込めるため山奥に篭っており、師であるエッジマスター同様時の流れからも外れた仙人のような生活を送っている。真面目かつ実情的な性格で、かつてまでの門下生たちからも慕われていたほど人望の厚かった青年である。反面、産まれて間もなく真行山臨勝寺に預けられ、修行の日々を送っていたゆえにやや求道的な面が目立ち、恋愛ごとには疎いため、長旅を経て好意を抱かれているシャンファからアプローチを受けても「練習相手にも困らない」と彼女の気持ちには気づいていない様子を見せている。棍によるリーチの長さと広範囲攻撃を得意としたキャラクター。ただし全体的に小回りが利かず、至近距離からの切り返しには弱い。ミナと似通った技が多いが、ミナにはない特殊構えと起き上がり技を所有している。(3)からはコマンドが複雑ながらも強力なインパクト技を持つようになる。(5)では一転してエッジマスターや(2)のシャレード、(3)のオルカダンと同様、流派が可変になる(ただし、エツィオとアルゴル以外の男性限定)。(1)の企画当初における人物のモチーフは、アメリカ映画『スター・ウォーズ』の主人公、ルーク・スカイウォーカーを意識したものであったという。チャイ・シャンファ [Chai Xianghua]明るくポジティブな少女と言った印象が強い。その前向きな姿勢から時折冗談めいた台詞の飛び交うこともある。口癖は「なんちゃって!」、座右の銘は「運命なんて自分で切り開くもの」で、どちらも母親からの影響が強いと思われる。旅を供にするにつれ、キリクに想いを寄せるようになるが、当のキリク自体は全く気づいていなかった。使用流派は“母より伝授された剣法”であるが、彼女の師である母が臨勝寺で修業をしていたことから、厳密には真行山臨勝寺剣法に母が改良を加えたものである。さらに、シャンレンとは姉妹関係にあたるが、共に存在を知らない。武器となる中華剣のリーチはあまり長くはないが、スピードで補いつつ多彩なフェイント技で相手を翻弄する戦い方が得意。さらにダウン状態から攻撃する技(実用性には乏しい趣味的な技)を持つ。マキシ [Maxi]琉球王国出身の海賊。家族同然だった同志たちがアスタロスに殺され、その敵を討つためアスタロスを追うことに。その際、キリクやシャンファたちと共に旅をするようになる。(5)ではエッジマスターから邪気を制御する術を学び、キリクを救うべく、若き仲間に力を貸す。キャッチコピーにあるとおりの優男で、義に厚い性格。そのため部下からも慕われていた。多彩な構えから怒涛のラッシュを出すことが彼の主な戦術となる。ただし、構えが多いため技数も全トップクラスで覚えるのも苦労しやすい玄人向けのキャラクター。ただ、手軽に技が出せる本作においては初心者が使用することも多い。Arthur初代『ソウルキャリバー』の一部の海外版で御剣の代替キャラクターとして登場し、御剣と同じ流派を使用した。その後の(3PS2)ではボーナスキャラクターとして登場し、独自の流派を使用する。Nightmare青い鎧の狂戦士。(1)の正体は、ジークフリートがソウルエッジに支配されたものである。後にジークフリートが正気を取り戻し解放されたため、抜け殻となった青い鎧が残ったが、ザサラメールの手によって復活した。シリーズを通して右腕が異形の形になっているほか、(3)以降はより禍々しい姿へと変貌した。(5)は新たなソウルエッジの宿主「デュマ伯」であり、鎧騎士の姿は(1)と(2)に近い。(2)まではジークフリートの意識もあったために、彼の内面が垣間見えることも多かった。しかし、(3)において完全に彼と分離すると、ソウルエッジそのものの精神がナイトメアとなっている。残忍な性格をしており、人は自らの渇きを満たすものとしてしか認識していない。なお、(エッジPS)のジークフリートのエンディングでは、ジークフリートがナイトメア化する様子が描かれているが、このときは鎧の色が赤となっている。リーチが長く、威力の高い技が揃う典型的なパワーキャラ。(1)ではBホールド←や→Bなどガードされても先に動ける有利な技が豊富で、どの位置でもリングアウトを狙える能力、3種類の構えなどが特徴的である。(2)では構えから他構えへの移行技が圧倒的に増え、システムの影響もあり優秀なRUN技が揃っている。(3)からはジークフリートとの差別化が図られ、ジークフリートとは似て非なるパワーキャラとして生まれ変わった。威力のある技が多い反面、大振りな技が多いが、初心者にも扱いやすい。Astaroth邪教集団フィグル・セステムスの大神官クンペトクーが「執行人」として「白い巨人(ロック)」のデータを元に造られた人造人間。クンペトクーの命を受けソウルエッジ捜索に赴く。ソウルエッジの持ち主であるナイトメアと出会い、ソフィーティアによって砕かれたソウルエッジの破片を集め、修復するためともに行動する。(5)では量産型の一体として登場する。破壊衝動そのものと言ってよいほどの凶悪で残忍な怪物。(1)(2)(3)ではまだ人に近い姿をしていたが、(4)においては完全に異形の姿となった。見た目通り、大斧でパワフルな攻撃で圧倒するパワータイプ。技のほとんどがホールド可能であり、全キャラクター中屈指のパワーを誇る。リングアウト誘発技、投げ技も豊富。また、ヴォルドと同じく、背後投げを投げ抜けできる一人。Ivy本名: イザベラ・バレンタイン [Isabella Valentine]イングランドの貴族の名門バレンタイン家の養女。養父バレンタイン伯爵が「不死不老の鍵」であるソウルエッジを研究するあまり財産を浪費してしまいバレンタイン家は没落してしまう。 父親の無念を晴らすため彼女は父親の意思を継いで錬金術師になり、邪剣に対抗するため剣と鞭に変形できる武器を自作。ソウルエッジ破壊の旅に出るが、ナイトメア一味に加担してしまうことになる。貴族出身でり、高飛車な言動が目立つ。セルバンテスは実の父。ずっと露出度の高い服を着こなしていたが、実質四十年以上も経った(5)では少々落ち着いたコスチュームになった。遠距離の鞭と近距離の剣という2つの形態、さらに特殊構えを持つテクニカルキャラで、シリーズ通して上級者向け。鞭状態の際には全キャラクター中屈指のリーチを誇る。(5)では構えがなくなり、ボタン長押しで鞭形態になるように簡略化された。それでも、カウンターやゲージ以外の単体ダメージは低いので中級者向けである。また「収束する世界(マイト アトラス)」と「罪人の響き(クリミナル シンフォニー)」という非常に高威力だが難解なコマンドの投げ技があり、シリーズ通しての代表的な技である(なおコマンドは、前述のように難解ではあるが受付時間は非常に長く、さらに時計回りの要領で入力すると普通に入力するよりも簡単に出すこともできる)。(5)では、難解コマンドはクリミナルシンフォニーのみになり、マイトアトラスはゲージを使用するブレイブエッジ技に変更された。また、今作より新たに追加された超必殺技(クリティカルエッジ)は投げ属性でありながら、全キャラクター中屈指の威力を誇る。刀身を分解して鞭のように扱うことができる剣は、テレビアニメ『機甲界ガリアン』の主役ロボットが用いていた武器がモチーフであり、ゲームの開発中に描かれた設定画においてこの武器は「ガリアンソード」や「ガリアン剣」と仮称されていた。アイヴィーの設定はこの武器ありきで作られ、(1)のキャラクターデザインはゲームにかかる処理を軽減するため、他のキャラクターよりも少ないポリゴン数で描くことを前提とした工夫が施されたが、担当プログラマはこの剣を実現困難な設定であるとして非常に嫌がったという。よしみつ [Yoshimitsu]『鉄拳』シリーズに登場する同名のキャラクターの初代にあたるキャラクター。同シリーズの吉光が用いた技を使用する。(5)では初代の後継者となった二代目吉光が登場する。時の権力者の手によって皆殺しにされた忍びの一族の生き残り。復讐心にまみれたときもあったが旅の途中に立ち寄った土地でソウルエッジの惨劇を見て思い悩んだ結果、今では弱きもののために戦う義賊団「卍党((4)以降の作品では“万字党”に改名されている)」のリーダーとして手腕をふるっている。『鉄拳』シリーズの吉光と同様、弱い者を救うために義賊として戦うところは共通している。かつて復讐に燃えていた頃、返り討ちに遭い右腕を失ったため、代わりにカラクリ仕掛けの義手をつけている。また、常に般若や鬼の面を着けており、素顔は見せない((3)で口元は見えるが)。(5)では掟により初代を斬った後継者が二代目を襲名している。吉光愛用の刀で、彼の一族の秘伝の技法で作られた刀。一族が皆殺しにされてしまったため、最後の一振りとなってしまった。義賊に目覚めた吉光は、己への戒めの意味も込めて自らの名をこの刀に冠した。吉光がソウルエッジを巡って旅をしているうちに、邪気にあてられいつしか「妖刀」となる。その邪気のせいで、ヴォルドにソウルエッジと間違われて一度盗まれてしまったが、吉光がマネーピットに潜入した際、奪還した。なお、同じ日本刀使いの御剣と違い、吉光は(少なくとも対戦中は)鞘を帯びていない。刀を地面に突き刺してその上に乗ったり、背中の旗を回転させて空を飛んだり、瞑想によって体力を回復したりするなど、奇抜なモーションが多い色物キャラクター。体力吸引や毒霧攻撃、さらには切腹など、他のキャラクターにはない独特な技が多彩である。Aeon Calcos通称: リザードマン [Lizardman]『ドルアーガの塔』に登場したリザードマンをモチーフに作られたキャラクター。しかし、制作期間の都合から左利きではない。(2CS)ではアイオーン以外の「その他大勢」のリザードマン達が特定のモードでのみ登場し、海外版ではプレイヤーキャラクターとして使用できる。元々は敬虔な人間であったが、イヴィルスパームと呼ばれる怪現象によって自我を失い、大神官クンペトクーによってトカゲの化け物に姿を変えられてしまった。彼と同じように姿を変えられた者は多く、ゲームに登場するリザードマンが同一人物とは限らない。事実、(2CS)と(3)においては亜種とも呼べる存在((3)では「リザードメン」と表記されている)が登場している。前述のとおり、ヘパイストス神を信仰する敬虔な人物であったが、自らが元の姿に戻れないことを知って絶望し、神への怒りのまま行動するようになった。その後は人としての記憶や感情は失われかけている。尻尾による攻撃や特有の低い姿勢からの攻撃など、トカゲならではの特殊な体型を駆使した技を多数持つ。(5)では過去のシリーズの技を一部残しつつも、武器が手斧2丁に変更され、翼が生えて飛行したり炎を吹いたりと、(4)までとは別キャラと言っていい程、戦い方が大きく変わっている。Edge Masterアスペクト(現エンターブレイン)刊の(エッジPS)攻略本にて、韮沢靖がデザインしたオリジナルキャラクターが元になっている。真行山臨勝寺の武術顧問であり、寺に伝わる三宝の歴代の伝承者に奥伝を教えてきた。三宝の一つ滅法棍の伝承者であるキリクの師匠でもあり、奥伝と共に邪気をコントロールする術を彼に教えた。本人が語らないため素性は不明である。邪気の扱いに長け、自らをイヴィル化することも解除することもできる。彼自身も邪気を帯びている。また、(5)ではアルゴルとの戦闘前・戦闘後に専用のセリフがあるが、アルゴルとの関係はゲーム中で語られてはいない。ラウンドごとにランダムに選んだキャラクターの流派を使用可能である。キリクとソン・ミナの流派のときのみエッジマスター専用の技を使用可能(この技は後にキリクへ継承される)。Raphael Sorelかつては貴族で当主でもあったが、イヴィルスパームをきっかけにソレル家を追われた身である。逃亡中に助けてくれた孤児の少女エイミを養子として迎えている。ラファエル以外に心を開かないエイミを見て、争いを繰り返す貴族のありかたに疑問を持ち、貴族達を破滅に追い込もうとソウルエッジを求めた。しかし、失敗して体がイヴィル化と呼ばれる状態になってしまい、さらに看病したエイミまでもイヴィル化してしまったため、今度は世界中の人々もイヴィル化する目的でソウルエッジを求める。そして(4)ではさらにより強力な力を持つと噂されるソウルキャリバーまでも求める。冷徹で高慢な言動が目立ち、その性格が技にもいかんなく発揮されている。これは愛を受けられずに育ったための自己愛によるものである。そんな彼にとって、初めて助けてくれたエイミは特別な存在であり、彼女のことを溺愛している。医学の知識があるなど教養があり処世術に長けるが、ソウルエッジを邪剣と知りつつ利用しようとするなど、目的のために手段を選ばない強硬な姿勢も持つ。貴族社会と距離を取ったことやエイミとの出会いによって、世間の歪みに気づき、これを(エイミが自立できる世界に)変えたいという気持ちが彼の行動の根底にある。なお、左利きであるため、左手で武器を持つ。長いリーチと高速な縦切りを活かして手数で勝負するフェンサーである。速く大きく踏み込んで切るドレッドバレルは彼の特徴を象徴している。使い勝手の良い縦切りを多く持ち、横切りはやや遅くリーチが長い代わりにサイドの範囲が狭い縦切りに近いものが多い。相手の空振りを誘って反撃に繋ぐ技も多く持ち、イヴィル化した(3)以降は吸血鬼を思わせる超人的な技も追加されている。縦切りに特化しているため相手がRUNを積極的に活用してくると分が悪い。(2)ではそれなりにあった横切りが(3)以降では削減が目立ち、代わりに縦切りが強化されるなど、シリーズを通して縦切りに特化し偏ってきたが、(3)(4)はゲーム全体でRUNが弱体化して行っているため不利な点ばかりではない。Talim東南アジアの風を信仰する霊媒師の家系に生まれ、「最後の巫女」として育てられた少女。風を読む能力を持ち、イヴィルスパームの際にソウルエッジの危険性を感じ、ソウルエッジを浄化する旅に出る。心優しく真面目で思慮深い性格。旅の途中で知り合ったユンスンに何度もソウルエッジの危険性を説いているが、全く相手にされていないことに不満を感じている。旅をともにしてきたユンスンのことをよく理解しており、同時に気にかけてもいる。小柄な体を生かし、手数で押し切るスピードキャラ。しかし、リーチや技の威力が極端に少ないのが最大の欠点。前から宙返りする「エアーソルト」、側面へ宙返りする「エアサイドソルト」、後ろへ宙返りする「エアリープ」といった移動技や、背向け状態からの技を駆使することでトリッキーな動きが可能であり、素早いスピードと併せて相手を翻弄する戦い方を得意とする。Cassandra Alexandra、(エッジ)(1)で登場したソフィーティアの実の妹。ソフィーティアとは仲がよく、結婚して子供まで儲けた彼女が再びソウルエッジに苦しむのを見て、ソウルエッジの破壊を決意する。(エッジ)から設定上では登場するが、参戦したのは(2)から。(2)でソフィーティアがかつて使用していた武具を無断で持ち出して使用していたが、(3)のときに剣が折れてしまったため、一度故郷に戻って義兄から新しい剣を譲り受けた。(5)では本編開始の17年前に異空間・アストラルカオスに取り込まれ、消息不明となっている。お淑やかなソフィーティアとは対照的に明朗快活な性格で、少々小悪魔的な一面も持つ。ソフィーティアがかつてソウルエッジを破壊した際に負傷し、その手術を見守っていたことが、彼女の姉に対する気持ちを強くした。ソフィーティアとは似て非なる性能。具体的には、特殊移動「エンジェルステップ」がソフィーティアと違い一度までしか入力できず派生技の多くが異なる、ソフィーティアよりも高威力の技が多い、しゃがみ投げを持つ、などが挙げられるが、姉同様に万能型である。ホン・ユンスン、 [Hong Yunsung(2), Hong Yun-seong(3)(4)(BD)]ファンに憧れ彼のように祖国を救いたいと、成道場の門下生となった青年。師匠の娘ミナから成家伝来の宝刀「白露」を授かり(実際はミナが勝手に持ち出したもの)彼もまた救国の剣捜索の旅に出る。捜索の途中東南アジアの島でタリムと出会い、同行することに。皮肉屋のような言動が目立つが、根はしっかりしていて目はまっすぐとした青年。姉弟子のミナには頭が上がらない。タリムのことは少し気にかけているようである。彼が修行した成家に伝わる中華刀。これの刀身を覗き込むと握った人物の心の奥底を映し出す。直線的で大振りな技が多いが、高性能な足技を揃えたキャラクター。他にも片足を上げる構え「水鶴」、腰を低くして後退する特殊移動技、さらにそこから同じ要領で前進する特殊移動技と、トリッキーな動きも可能となっている。Charade(2)でプレイヤーキャラクターとして使用でき、(3PS2)では特定のモードでのみCPU専用キャラクターとして登場する。生前、ソウルエッジの欠片に強い執着を持っていた冒険家の男が盗賊に殺され、その亡骸をソウルエッジの欠片が吸収したことで生まれた。他の欠片を求めてさまよっており、出会った者に反応して流派を覚えてきた。(2)ではラウンドごとにランダムに選んだキャラクターの流派を使用する(なお、ネクリッド・平八・リンク・スポーンの流派は使用しない)。(3PS2)では「蟷螂双刀術」を使う完全体、「キックエッジアーツ」を使う下半身のみ、カサンドラと同じ動作をするコアのみの形態が存在し、いずれもガード不能の視線攻撃を使ってくる。Necrid『スポーン』の原作者、トッド・マクファーレンがデザインしたオリジナルキャラクター。元々は人間の戦士であったが、過酷な旅の果てにソウルエッジに辿り着いた際、邪剣の毒に冒されて肉体、精神共に異形の姿となってしまう。闘争心の塊となった彼が唯一見つけた目的、それは自らの苦痛を和らげてくれるソウルエッジの欠片を集めることであった。武器を使用する技の全てが他のキャラクターのモデルチェンジ版となっており、武器の形状もその度変化する。そのため縦斬り横斬り問わず、至近距離から遠距離まで万能に戦うことができる。Assassin(2CS)では特定のモードでのみ登場し、(2CS)の海外版ではプレイヤーキャラクターとして使用できる。(L)では雑魚敵として登場する。なお、(3PS2)にも同名のキャラクターが存在するが、こちらは全くの別キャラクターである。イヴィルスパームが起きた頃から暗躍するようになった暗殺者達。(2CS)では、ユンスンと(1)のファンをベースにした技を使用してくる。Berserker(2CS)では特定のモードでのみ登場し、(2CS)の海外版ではプレイヤーキャラクターとして使用できる。(L)では雑魚敵として登場する。なお、(3PS2)にも同名のキャラクターが存在するが、こちらは全くの別キャラクターである。イヴィルスパームにより凶暴化した戦士達。(2CS)では、アスタロスと(1)のロックをベースにした技を使用してくる。みしま へいはち [Heihachi Mishima]『鉄拳』シリーズの三島平八がゲスト出演したもの。PS2版で登場。平八は、山ごもりの修行の帰りにとある温泉旅館に立ち寄る。この宿には不思議な欠片が家宝として伝えられていた。曰く、かつて侍であった宿の主人の先祖が世界中を旅して手に入れた伝説の剣の欠片だという。眉唾な話だとも思ったが、その話に興味を持った平八は何気なくその欠片に手を伸ばした。すると平八は突然強烈な目眩に襲われ膝をつく。すると次の瞬間、今まで居たはずの宿は影も形もなく、平八は見知らぬ川原に屈んでいた。手の中には伝説の剣の欠片があるのみ。状況は飲み込めないが、平八は行動し、程なくして自分が遠い過去の世界にいるらしいことを知る。まさか、本当に伝説の剣の導きなのだろうか? しかし「今」は英雄達のひしめく戦乱の世。格闘家・三島平八は迫り来る戦いの予感に胸を躍らせながら、伝説の剣ことソウルエッジにまつわる戦いに身を投じる。武器はあくまで己の肉体であり、ソウルシリーズとしては珍しく徒手空拳の格闘術で戦う。装備しているのも、武器ではなく防具としての籠手である為、リーチが変化する装備はひとつもなく、強制的に接近戦を強いられる。しかし、攻撃力やラッシュ力は群を抜いており、攻めの姿勢を貫く戦闘スタイルが合う。また、最強装備である「鉄拳」では、その籠手すらも外し、完全に素手で戦う。Link『ゼルダの伝説』シリーズのリンクがゲスト出演したもの。GC版で登場。あるとき、ハイラル王国で、ひとりの魔術師が強大な魔力を以ってハイラルから太陽を奪うという事件を起こす。勇者リンクはゼルダ姫の依頼により、首尾よくこの事件を解決することに成功した。だが、さらなる調査により、その魔術師が異世界から紛れ込んだ邪剣「ソウルエッジ」の破片の邪気に操られていたということが判明する。どういった経緯で邪剣の破片がハイラルに紛れ込んだかはもう分からない。だが、ハイラルを知ってしまったソウルエッジが再びハイラルに魔手を伸ばす可能性は高い。リンクはハイラルを守るため、異世界へと旅立ち、ソウルエッジの根絶を目指す。(2CS)のリンクのストーリー設定はオリジナルのものだが、デザインなどは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のものをベースとしている。ただし、使用武器は歴代の『ゼルダの伝説』シリーズから様々なアイテム(「ムジュラの仮面」の「フェザーソード」など)が登場する。原作でのデザインを忠実に再現したユニークな仕様となっている。また、原作で深いキャラクター付けがされていないタイプのキャラクターであるため、この作品のプロフィール欄でも身長・体重・血液型などは省略されており、ボイスも台詞は喋らず、掛け声のみである。この他、(2CS)発売当時には、リンクに「冒険を重ねる貴方様に敬意を表し、武器格闘の世界にご招待します」という招待状が送られてくる、というCMが放映されていた。明確な身長設定こそないが、画面中で他のキャラクターと比べるとかなり小柄なため全体的なリーチが短く、基本攻撃力もやや低め。しかし、他の能力は総じてバランスがよく、複雑なコマンドが必要な技も少ないため扱いやすい。また、能力が極端に変化する武器が多いため、相手にあわせて臨機応変な対応も可能。さらに原作を再現し、特殊構え技として、弓矢・爆弾・ブーメランが、溜め技として回転切りが使用可能。単発で放つとかわされやすく、隙も大きいが、他の攻撃と組み合わせることで多彩なコンボが可能となる。なお、リンクを操作キャラクターにして、対戦ステージに神殿を選ぶと、BGMが『ゼルダの伝説』のメインテーマ曲に変化するほか、リンクで対戦に勝利すると勝利BGMも『ゼルダの伝説』シリーズでのアイテム入手時のBGMになる。Spawnアメリカンコミック『スポーン』の主人公がゲスト出演したもの。Xbox版で登場。任務中に理不尽な死を遂げた後、魔界の支配者マルボルギアによって禍々しい姿となり、魔界の兵士スポーンとして復活した彼は、マルボルギアへの復讐を誓っていた。強大にして邪悪な力を宿す邪剣ソウルエッジに興味を抱き、天界に攻め入るための力として邪剣を欲するマルボルギアの気まぐれにより、16世紀へと送り込まれた彼は、元の時代に帰るために「ソウルエッジ」という言葉を唯一の手がかりとして行動を開始する。元合衆国陸軍中佐。任務中に理不尽な死を遂げた後、魔界の支配者マルボルギアによって禍々しい姿となった。重量級ではあるが攻撃力と機動力は高くバランスが良い。レビテーションという宙に飛び上がる特殊構えが存在し、そこからの攻撃が強力。飛び道具も装備している。原作では変幻自在に動く生きたマントが印象的なキャラクターだが、本作では斧に姿を変えているという設定でエンディングの一枚絵以外では着用していない。Zasalamelソウルキャリバーを守り伝える一族に生まれたが掟を破ったため追放された。転生の術を習得したことで永遠の時間を手に入れたが、そのために無限の回数の死の苦痛を味わうことになった。達成して生きる目標を失うと、安らかな永遠の死を望むようになり、ソウルエッジとソウルキャリバーの力を自身に取り込むことを思いつき暗躍する。(4)のストーリーではその願いを成就するかにみえたが、ソウルエッジとソウルキャリバーの力のぶつかり合いに垣間見えた幻視――未来の光景に人類の可能性を感じ、再び生への執着を取り戻す。そしてその光景を自らの手で実現させるため、再び行動を開始する。冷静な人物である。もともと素質はあったが、転生によって長く生きてきたため、知識が豊富で魔術に長けており考えることは壮大である。生い立ちから、ソウルキャリバーやソウルエッジについて詳しい。尊大で頭脳派である一方で、歯車や檻を落とす罠を仕掛けたり、ジークフリートの罪悪感を利用した策を取るなど姑息な一面を見せる。一族から追放される際に腕をつぶされ武術の習得が不可能になったため、転生して武術の習得が可能になった後も、学問や魔術に傾倒するようになった。(3)で追加されたレギュラーキャラクターの中では、最も初心者が使いやすいように調整されている。武器のデスサイズを用いて相手を引き寄せるなどの独特な技を持つ。Tiraヨーロッパを中心に暗躍する暗殺組織「渡り鳥」の元暗殺者。イヴィルスパームの際に組織から脱走し、様々な紆余曲折を経てナイトメアの忠実なしもべとして暗躍するようになる。ジークフリートに代わる、ソウルエッジの新たな宿主を探しており、特にソフィーティアの子供達に目を付けている。(5)ではピュラを新たなる依り代にするべく暗躍する。幼い頃から組織に教育され、人を殺し続けてきたために定期的に人を殺さないと落ち着かない。組織を脱走した後はその度合いがさらにひどくなり、精神が不安定になってきており、感情の起伏が激しい。普段は小悪魔的な態度でどちらかというと明るい口調だが、機嫌が悪くなったり、気に入らない相手と対峙すると極度に苛立ち嫌悪を露わにする。特にソン・ミナやカサンドラのような陽気な同性や、ジークフリートのように悲壮を背負った者はかなり嫌っている様子。また、主であるナイトメアに対しても、ジークフリートに執着する点に関してだけは、(焦燥や嫉妬も含めて)不満があるような態度を見せている((5)では人間に媚びへつらう様子を見て幻滅した)。その一方で御剣やキリク、オルカダンに対してはソウルエッジに合いそうな強靭な肉体として目を付けている。(4)においては完全に人格が分裂してしまっている。特殊な武器を用いたまるで舞踊のような技が多い。流れるように技が出せるものの、リーチもパワーも中途半端なために中級者向けのキャラクターとなっている。さらに(4)では、対戦中に連続で攻撃を受けたり、特定のコマンドを入力すると人格が入れ替わる。人格によって技の性能に様々な差異があり、一部の技はどちらかの人格でしか出せないため、よりテクニカルなキャラクターとなっている。せつか [Setsuka]育ての親であり想い人でもあった師の仇として、御剣を追う女性。日本人ではなく、異国の出身であるため、幼いころから迫害を受けていた。リーチは短いが素早い攻撃を得意としており、ジャスト入力することでつながる技が多い。(3)で追加されたキャラクターの中では最も上級者向けに調整されている。Olcadan力試しのために神の遣いのふくろうを倒したことで神の怒りを買い、頭部がふくろうの姿になる呪いをかけられ、ある遺跡に閉じ込められた。遺跡は特殊な時の流れを持っており、イヴィルスパームの影響で遺跡に出口ができたときには、太古の時代から16世紀の時代に変わっていた。既に力を失っていた神々から、目標をソウルエッジに切り替えて腕を磨く。権力に興味はなく、純粋に強さを追い求めている。特に武器を扱う技術に長け、彼が元々いた時代では広く知られた存在であった。神にも挑むなど度胸と自信があり、未来に飛ばされてもその時代の決まりには従い、新たな目標を見つけるなど前向きである。自分より強い者が皆無なため、武術を教えることに活動の比重を移してきている。現代の風習を学ぶうちに、少々お金に目がない守銭奴な性格になっており、ストーリーモード中のエンディングによっては、手に入れたソウルエッジをあっさり売り飛ばすという暴挙にも及んでいる。なお、衣装変えで素顔が見られる。(2)のシャレードと同じく、ラウンドごとにランダムに選んだキャラクターの流派を使用可能である。ただし、ストーリーモードのある場所では強制的に「真行山臨勝寺棍法奥伝」(Soul of キリク)が選択される。また、武器選択も完全にランダムであったシャレードと違い、彼には一通りの武器が用意されており、選んだ武器と各流派の武器が対応している(例えば、オルカダンで3番目の武器を選べば、モーションに選ばれたキャラクターの武器も3番目のものが選ばれる)なお、彼の武器は一見ただの立方体に見えるが、実はこれは無数の武器をしまっておくための箱である。練習モードにも登場し、プレイヤーにゲームの操作方法を教えてくれたり、叱咤激励したりする。Abyssザサラメールが秘術を用いて、ソウルエッジとソウルキャリバーの力をその身に取り込んだことで生まれた姿。ザサラメールがベースになっており、技が非常に似通っている。ただし技に新しくディレイが加わっていたり、飛び道具の魔弾を放てるなど、細かい変更点がある。Night Terror条件を満たした場合に登場するCPU専用の隠しボスであり、プレイヤーが使用することはできない。ザサラメールが秘術を用いてソウルエッジを取り込もうとした際、ソウルエッジの力が強すぎたためにザサラメールの秘術をふりきり、ソウルキャリバーと同化して取り込んで現れた存在。そのため、ザサラメール自身であるとは言えない。性能はナイトメアをベースにしつつも、空中からの破壊光線や広範囲にわたる攻撃など、あらゆる点でパワーアップしており強力無比となっている。また、リングアウトが通用しないため、あくまでプレイヤーの実力で倒す必要がある。Revenant凄腕の暗殺者であり、かつてザサラメールを殺害したことがある。老いで衰えたところで、転生して復活したザサラメールによって殺害され、彼に魔術で操られる存在となった。名前は「死から戻ってきた者」の意味。(4)でも、ストーリーモードでザサラメールの配下として登場しており、こちらではセルバンテスのモーションで戦う。死んだ状態であるため骨の姿となっており、ゲーム中では人形と間違われる。生前は、若い頃から暗殺で生計を立てていたため、自分にも他人にも依頼者にも厳しい態度を取ってきた。本名を誰にも教えないなど、他の人を全く信用しておらず、特定の人の配下に付くことも避けてきた。Greed吉光率いる義賊集団「卍党」と対立し、世界中で暗躍している盗賊団の構成員の一人。通り名は「強欲」を意味する。マイザーとは手柄を競い合うライバル同士の関係。金品よりも殺戮を楽しむことを目的としている。ストーリーモードでは女性キャラクター使用時に戦いを挑んでくることがあり、彼に敗北するとそれまでのステージで獲得したゴールドを全て奪われる。Miser吉光率いる義賊集団「卍党」と対立し、世界中で暗躍している盗賊団の構成員の一人。通り名は「守銭奴」を意味する。グリードとは手柄を競い合うライバル同士の関係。グリードと共にケフェウス堂の倉庫にある品を狙っている。ストーリーモードでは男性キャラクター使用時に戦いを挑んでくることがあり、彼女に敗北するとそれまでのステージで獲得したゴールドを全て奪われる。Valeriaケフェウスが経営する道具屋の店員。ファリン [Hualin]ケフェウスが経営する武器屋の店員。多くの技において、普通にボタンを押すと素早く素手で攻撃し、ホールド入力をするとリーチの長い棒で攻撃する特性を持つ。Lynetteケフェウスが経営する防具屋の店員。使用する流派は、見せ技ならぬ見せ流派といえるもので、キャラクタークリエイションと組み合わせて楽しむなど格闘以外での用途も広い。格闘用途として見た場合、そこそこ高性能だが、無駄な動きの多さから相手に隙をさらし易い。Abelia Schillfelt「ロストクロニクルズ」の登場人物の一人。幼い頃から英才教育を受けたことと生まれ持った才能によって有力な士官となる。実力があるため人望もある。グランダール帝国軍士官学校に通っており、主人公と同期である。既定路線を歩み挫折をしたことがなく、柔軟な思考ができず独善的な思考にとらわれている。Luna「ロストクロニクルズ」の登場人物の一人。生まれてすぐ母親と引き離されダルキアの尖兵として育てられる。特殊部隊「クレスサーペンド」のリーダー。家族を知らず剣技だけを叩き込まれたため、感情の起伏が激しい。自分より強いものを認めたがらない。Girardot Argezas「ロストクロニクルズ」の登場人物の一人。グランダール軍所属の叩き上げ将軍。士官学校の教官を務める。かつては勝利のために手段を選ばなかったが、教官となってからは考えを改める
出典:wikipedia
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