松久信幸(まつひさ のぶゆき、1949年3月10日 - )は、日本のシェフ、レストラン経営者。通名は「ノブ・マツヒサ」。材木商の3男として埼玉県に生まれる。小学校1年生の時に父親を交通事故で亡くした。高校卒業後、東京・新宿2丁目の寿司店「松栄鮨」にて7年間修業し、同店の常客であった日系3世のペルー人実業家の誘いにより、24歳でペルーに渡った。1973年には共同経営にてペルーに日本食レストラン「松栄鮨」を開業、しかし経営方針の相違からおよそ3年にて同店を離れ、アルゼンチンのブエノスアイレスにて勤務、その後アメリカ合衆国アラスカ州に自らの店を構えたものの、開業直後の火災により廃業した。1977年からロサンゼルスの日本食レストラン「ミツワ」及び「王将」に勤め、1987年にビバリーヒルズ、ラシエネガ通り(La Cienega Blvd.)にレストラン「MATSUHISA」を開店した。同店は開業3年目にはザガット・サーベイに掲載・高評価を得た。同店の常客であった俳優ロバート・デ・ニーロの誘いにより、1993年8月ニューヨーク市トライベッカに「NOBU(NOBU New York City)」をデ・ニーロとの共同経営により開店した。2000年10月にはジョルジオ・アルマーニとの共同によりイタリア・ミラノに「NOBU Milan」を開店、他にロンドン、ギリシャなどにも展開、2005年にはさらにダラス、バハマなど4ヶ所に開業した。2007年11月現在、世界中に展開されているレストランは合計21店舗である。自身のレストランと料理に関する複数の著作があるほか、ロバート・デ・ニーロ主演の映画『カジノ』に出演、また『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』(2002年)では、日本人ビジネスマン「Mr.ロボット」役として出演した。1998年、東京・六本木通り沿いの南青山6丁目に店舗建物を建設して開店したが、2006年10月31日をもって廃業した。道路工事に伴う閉店という名目であった。同店を運営していたのは東京を拠点に「ソーホーズ(Soho’s)」「ロイズレストラン」「青龍門」などのレストランを展開するレストラン運営会社ソーホーズ・ホスピタリティー・グループであったが、同社は多額の負債を抱えており、2004年5月31日には民事再生法の適用を申請、事実上倒産している。松久はデ・ニーロとの共同出資により新会社を設立し、2007年1月に新たな店舗を東京・虎ノ門に再開業(「ノブ・トーキョー in 虎ノ門」)した。
出典:wikipedia
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