妹尾(せのお)は、岡山県岡山市南区にある広域地区である。旧・都窪郡妹尾町(せのおちょう)に相当し、現在は妹尾地域センター管内に当たる。また興除地域センター管内に属する東畦周辺も妹尾駅が立地することなどから妹尾地区とされることがある。この項目では、妹尾地域センター管内全域、および興除地域センター管内のうち妹尾駅周辺について記述する。また、都宇郡・都窪郡妹尾町、およびその前身である妹尾村(せのおそん)についても述べる。岡山市南区役所妹尾地域センターが管轄する南区妹尾・箕島が該当地域となっている。かつては都窪郡妹尾町であったが、1971年3月8日に岡山市へ編入合併された。宇野線はかつて宇高連絡船との接続路線として栄えたが、現在は瀬戸大橋線として香川県と岡山方面の通勤路線となっている。また、国道2号や児島線など市街地に直結する道路も多数通行している。これにより妹尾は岡山市街のベッドタウンとしての役割を担っており、妹尾駅周辺では近年特にマンションの建設が盛んである。また、国道2号岡山バイパスが地域内を通行している事から、ロードサイド店舗も複数立地している。北部は花崗岩からなる丘陵地で、それ以外の地区は干拓地となっている。丘陵地は古くから里山に利用されてきた。干拓地にはため池が多数存在する。かつては備中国都宇郡妹尾村であった。地名は寿永年間(1180年代)に干拓地である当地に用水を引いた妹尾兼康に由来している。児島湾干拓事業前は現在の早島町域等を含む島の東部に位置する地域で、住民は漁業で生計を立てていた。現在の箕島付近は干潟であり、地区の北にある山の中でいくつかの貝塚が発見されている。江戸時代に当地を治めていた戸川氏の陣屋も存在した。岡山市南区役所の出先機関である妹尾地域センターが岡山市南区箕島に存在し、戸籍関係(出生・死亡届等)等一般の業務を扱う総務民生課が置かれている。政令市移行前までは岡山市役所妹尾支所が置かれ、土木・農林を扱う産業建設課の業務も行っていたが、現在は南区役所で行われている。瀬戸大橋線の快速マリンライナーが停車する妹尾駅があり(厳密には東畦に位置する)、同駅周辺にマルナカなどの商業施設や郵便局といった施設が立地し妹尾地区の中心地区となっている。箕島地区に備中箕島駅も存在するが、こちらは普通列車しか停車しない無人駅である。地区内に国道2号岡山バイパスが通行している。また、岡山市街地と児島方面を結ぶ主要地方道の岡山県道21号岡山児島線も交通量が多い。
出典:wikipedia
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