『鉄面探偵ゲン』(てつめんたんていゲン)は、石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)による日本の漫画作品、及び登場人物の名称。『鉄面クロス』(てつめんクロス)の続編にあたる。連載は講談社の2誌で行われた。エピソードは、それぞれ#鉄面クロス、#鉄面探偵ゲンを参照。本項では、メディアファクトリーのコミックス(ShotaroWorld版)を基に、双方併せて説明する。怪盗鉄面クロスと、探偵鉄面クロスが存在する。主人公は探偵の鉄面クロスである。探偵(元刑事)の十文字 元(ともんじ・げん)が主人公。外す事の出来ない仮面を被せられ鉄面クロスとなり、顔を失った十文字元が、様々な事件に遭遇する。しかし、それらの事件の影には、深い悲しみがあった。人は皆、悲しみや苦悩を隠している。素顔を隠して生きているのは、十文字だけではなかった。サブタイトルの表記は『鉄面クロス』ISBN 978-4889916539の目次に準じる。連載開始予告(『週刊少年マガジン』1974年51号)のカットでは、『酔いどれ探偵・鉄面クロス』であった。連載(全5話)も同タイトルとなっている。『鉄面探偵ゲン』は、ShotaroWorld版以前に2度、単行本化されており、『鉄面クロス』編も収録されていた。しかし、第1話と第2話が収録されたのは、ShotaroWorld版が初である(同書が『鉄面クロス』としての初めての単行本化)。映像化企画が存在し、実写でのスーツを想定したデザイン画も用意されていたが実現には至らなかった。また『鉄面クロス』とは別に『100面探偵GEN』という映像化企画も存在した。ライバルとして、新たに怪盗ポルター・ガイストを配置。ゲンとの知恵比べが描かれる。タイトル、サブタイトルの表記は以下の各巻に準じた。『別冊少年マガジン』1975年10月号『週刊少年マガジン』1975年38号~1976年20号メディアファクトリーのShotaroWorld版では、『鉄面探偵ゲン・地底大迷宮』は『鉄面クロス』(全1巻)に収録されている。同書の表紙では、『鉄面探偵ゲン【地底大迷宮】』と表記されており、石森プロ公式サイトの年表(1975年)でも同様の表示となっている。『鉄面探偵ゲン』単行本化は、ShotaroWorld版が3度目となる。しかし、終盤の5編が収録されたのはShotaroWorld版が初である。なお、2度目の単行本化は朝日ソノラマのサンコミックス版(新書判、全3巻。『鉄面クロス』編も一部含む)であり、最初の単行本化は講談社版である。
出典:wikipedia
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