三河島町（みかわしままち）とは、東京府北豊島郡にかつて存在した町である。現在の荒川区の中部に位置していた。合併後の住居表示により「荒川」に改称されたため、常磐線三河島駅や京成電鉄新三河島駅、金融機関の支店名以外にその名をほとんどとどめていない。荒川区の行政の中心であることから改称されたという説もあるが、三河島事故のイメージを払拭する思惑があったとする説もある。都電荒川線の荒川一中前停留場は、三河島町が存在した当時は存在しなかった。三河島町であった当時は農業が盛んであり、特に三河島菜という青菜が特産で小松川村の小松菜と比肩する人気を誇った。しかし次第に宅地化が進み農地は激減し、三河島菜は一部の品種が「芭蕉菜」の名前で現在でも仙台地方において生産されているものの、三河島地域での生産はなくなってしまった。荒川、町屋（六丁目、七丁目の一部を除く）（いずれも大体の範囲）

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