河合寺(かわいでら)は、大阪府河内長野市にある真言宗御室派の寺院。山号は宝珠峰山。本尊は千手観音菩薩。河合寺縁起によれば、当時、この地の山々に五色の雲が何日にも渡り棚引いていた。天皇の命により蘇我入鹿が調査すると、光が差している松の大木から千手観音菩薩の像があらわれたという。驚いた天皇の命により皇極天皇2年(643年)、蘇我入鹿が当寺を創建したといわれる。承平(西暦931~937年)の頃、河南の三大名刹の一つとして知られていたが、その後、足利氏に攻め入られ大伽藍を焼失したり、織田信長による寺領の没収などにより衰退した。河合寺の裏山一帯は、大阪府立の府営長野公園の一部となっており、山一面に広がる約500本の桜と山腹に約5000株のアジサイが咲く自然公園となっている。奥の院の横にあるあじさい園にも展望台があるが、さらに450m登った所にも展望台がある。このほか、静岡県・佐野美術館所蔵の木造大日如来坐像は河合寺に伝来したものである。南海高野線河内長野駅より南海バス・「小吹台行き」に乗車、「河合寺」停留所で下車すぐ。しかし、普段は山門が閉められており、境内に立ち入ることはできない。長野公園(河合寺地区)に入り、そこで河合寺 奥之院を柵越に見ることはできる。
出典:wikipedia
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