『秋菊の物語』(しゅうぎくのものがたり、原題:秋菊打官司)は、1992年制作の中国映画。張芸謀(チャン・イーモウ)監督、鞏俐(コン・リー)主演。原作は陳源斌(チェン・ユアンピン)の小説『萬家訴訟』。これまでの鮮やかな映像美の張芸謀(チャン・イーモウ)作品とは打って変わって、この映画は素朴でリアリズム的な映像作品となっている。張芸謀(チャン・イーモウ)は当初コメディ映画を撮るつもりでいたが、スタッフなどの反対もあり、風刺的な面を持ったヒューマンドラマ作品として成立した。また、鞏俐(コン・リー)、雷恪生、戈治均、劉佩琦の4人以外の出演者は全員近隣の村に住む素人である。1992年のヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を、また主演の鞏俐(コン・リー)が同映画祭で主演女優賞をそれぞれ受賞している。身重の秋菊の夫・慶來が村長との些細なトラブルから股間を蹴られ怪我をした。決して謝らない村長の態度に怒った秋菊は郡の役場に訴える。李巡査は村長が賠償金を払う和解案を示すが、村長は金は支払うものの謝らず反省の態度を見せない。納得できない秋菊は県の役所に訴えるが審理の結果は変わらない。さらに市の役所へと向かう秋菊。彼女はただ村長に謝ってほしいだけなのだが、ことはどんどん大きなことになっていく……。
出典:wikipedia
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