『クライシス』("Crysis")は、エレクトロニック・アーツより発売されている一人称視点シューティングゲーム(FPS)。開発元はドイツのCrytek。また、細部にわたり作り込まれた3次元コンピュータグラフィックスのため、表示を最高設定でプレイするのに相当のスペック(CPU計算能力や高性能GPU、潤沢なメインメモリなど)が必要とされるゲームとしても有名。後に登場人物の一人、サイクス軍曹──通称「サイコ」を主人公にしたスピンオフ作品『Crysis Warhead』が発売された。2020年8月。フィリピン海の孤島「リンシャン島」を北朝鮮軍が占拠、米国の考古学調査チームが消息不明となる。救難信号を受けた米国陸軍は、捜索のため最新のNANOスーツを装備した特殊部隊「ラプターチーム」を含む兵力を派遣するが、潜入のための降下作戦開始直後に正体不明の攻撃を受けチームは離散、更にNANOスーツで武装した兵士を容易く葬り、短時間のうちに舟艇をジャングル深くに置き去りにするような、人智を超えた異常事態に遭遇する。2008年以降、北朝鮮はキム・ジョンチュル統治の下、現在とは程遠い目覚しい経済発展を遂げていた。軍事的にもAK-47の発展型であるFY-71等を開発するなど、強力な軍事力を保有している。舞台となるリンシャン島は台湾の東方に位置する。鉱石とバナナの輸出のため、大きな港が存在する。島には小規模な村落が点在するほか、方々に北朝鮮軍が防衛拠点を設営している。島の住民らも北朝鮮軍によって何処かへ移送されており、無人化している。ゲーム内のラジオの情報によると、バナナに関しては世界最大の輸出量を誇るらしい。シングルモードでは主人公ノーマッドを操作し、古代遺跡を調査中の米国研究員を救出するという主目的は与えられているが、同地域は北朝鮮精鋭部隊らからなる敵勢力が展開し、更にオーバーテクノロジーを保有する正体不明の勢力が北朝鮮軍と交戦中、ラプターチームにも襲い掛かる。このため、主人公(プレーヤー)はその両者から身を守りつつ先に進まなければならない。プレーヤーは、スピード(移動能力)・ストレングス(筋力)・アーマー(防御機能)・クローク(光学迷彩能力)といった機能を搭載した「NANOスーツ」を使用することにより、超人的な能力を備える。またNANOスーツには鹵獲兵器を自在に操るシステムが搭載されており、戦闘車両などを鹵獲して操作することも可能。武器弾薬は序盤において北朝鮮軍のものを鹵獲して使うことになる。後半では謎の敵勢力からも武器を調達可能となる。米軍によって開発された次世代防御装甲という設定であり、パワードスーツの一種。数々の特殊機能を有し、時間経過によって回復するエネルギーを消費することによって、それらを発揮することが可能。治癒機能も備えている。具体的なエネルギー源は不明。ナノテクノロジーを採用しており、着用者の皮膚からナノマシンを浸透させ、前述の治癒能力から人体の限界を超える筋力を発揮させることも可能で、また着弾時にはナノスキンが剥離しながら銃弾の運動エネルギーを殺ぎ、防御力に割くためのエネルギーが尽きるまでの間は致命傷を防ぐようになっている。零下200℃の環境にも耐えることが可能。存在そのものが機密扱いとされており、着用者が任務遂行中に死亡した場合は、技術の流用を防ぐため、スーツごと着用者を白熱化させ蒸発させることとなる。しかし、ゲーム中においては、いかなる理由からか北朝鮮側にも技術が渡っており、スーツを着用した兵士が敵兵として登場する。彼らは通常の兵士よりも体力が高く、ミニガンなどの強力な兵器を駆使してくる。また、一部機能にエネルギーを最大出力まで集中させる事により、通常の倍以上の性能を発揮する事が出来る(Maximum)。逆にそれ以外の機能はかなり制限される。主な機能は以下の通り。以下の()で示す武器は、その兵装のモデルとなった兵器であり、実際は細部が異なる別の兵器である。※シングルプレイに登場するもののみ紹介、また名称はゲームデータを参考にする。E3(Electronic Entertainment Expo)2009開幕の前日の、米国時間6月1日、CrytekのCEO、Cevat Yerli氏が、Crysis、Crysis Warheadの続編を、同社のゲームエンジンである「CryENGINE3」で開発する、と発表。YouTubeなどの動画投稿サイトにはすでにトレーラーが投稿されている。その映像によると、舞台は熱帯のリゾート地、リンシャン島から一転し、荒廃し廃墟と化したニューヨークとなっており、ナノスーツのデザインも若干異なり、Cryis、Crysis Warheadでは登場しなかった新しいタイプの敵歩兵、エイリアンが登場している。crysis2の対応ハードはPC、Xbox 360とプレイステーション3.北米では2011年3月22日発売。外部リンクに載せるCRYSIS2の公式HPではトレーラーと、関連画像を見ることができる。2011年10月には、CRYSIS2のグラフィックエンジンを使用したコンシューマ版が、Xbox 360とプレイステーション3で配信された。
出典:wikipedia
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