京都FM丹波放送株式会社(きょうとエフエムたんばほうそう)は、京都府福知山市及び兵庫県丹波市の各一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。FM丹波(エフエムたんば)の愛称でコミュニティ放送をしている。福知山FM放送株式会社が免許人となりFMキャッスルの愛称で、2007年(平成19年)秋に開局の運びだったが、ずれ込んで2008年(平成20年)3月3日に開局した。親会社は兵庫県豊岡市に本社を置く近畿コンピュータサービス(N関西)。N関西社長の松井喜久夫がFM放送の局長(社長)も務める。聴取可能エリアは、受信可能ロードマップとしてカーラジオによる調査結果で表す。24時間放送を基本とし、過去には自社制作番組以外の時間帯はミュージックバードの配信番組を放送していたが、2010年(平成22年)4月より自社のランダム再生機器による音楽放送に変更、2011年(平成23年)4月からはリッスンジャパンの番組配給を限定的に受けている。2012年(平成24年)より、パーソナリティという呼称をRJ(ラジオジョッキーの略)に変更した。RJは現在4名(女性2名、男性2名)で、局管理者や総合制作主任等の役職者も含まれている。メッセージやリクエストはEメールとFAXを基本とし、一部の番組ではハガキでの受付も可能となっているが、聴取ターゲット層となっている20-30代を中心としている為、EメールとFAXをメインに募集告知している。なお、電話による受付は行っていない。中継機は自局製作で3台配備。小型のジュラルミンケースで肩かけも可能なサイズになっている。携帯電話を接続して中継先とスタジオを結んでいる。なお、ラジオ局でよくある"ラジオショッピング"や"占い"、"交通情報"のコーナーは一切設けていない(以前、福知山生き活きモーニングとサタデー目覚ましキャッスルで占いと交通情報のコーナーがあったが、終了している)。最近では国土交通省福知山河川国道事務所からの由良川を河川水位情報を天気予報と同時に放送している。京都新聞の丹後中丹版には自社製作番組の番組表がFMいかるとともに掲載されている。2008年秋頃から、開局当初に制作されたCMが順次リニューアル版に差替えて放送されている。これは、開局当初に在籍していたパーソナリティーが退職した事が大きく影響している。ただ、制作時期と素材変更の有無の関係上、既に退職したパーソナリティーがナレーションしたCMも流れている。2008年7月15日からサイマルラジオに参加。2012年3月1日より愛称を「FMキャッスル」から「FM丹波」へ変更。2015年(平成27年)5月に『同年6月30日で閉局する』と発表したが、その後、一転して当面の放送継続が決定した。2015年7月、自社製作番組を大幅に縮小。再びミュージックバードからの配信を受けるようになる。2015年9月4日、「福知山FM放送株式会社」から「京都FM丹波放送株式会社」に社名を変更。「FM丹波」の愛称は継続使用する。山間部や旧市域等の難聴取地域解消として、インターネットを利用したラジオ配信サイトであるSimulRadioを利用したインターネット放送を近畿のコミュニティ放送局で初めて2008年7月15日に開始した。これにより、以前から福知山市旧市域内での難聴取地域の改善は勿論の事、ネット環境さえあれば全国どこでも聴取する事が可能になる。配信内容は、当初自社制作番組のみに限定されていた、2010年4月から全てが自社制作となった為、全時間帯で聴取可能となった。FMキャッスルの放送内でもサイマルラジオでの放送を告知している。サイマルラジオ以外での聴取方法として親会社のN関西と共同でandroidアプリ"FM聴(エフエムテイ)"を開発。福知山市内在住者限定での試験運用を経て2012年4月よりGooglePlayにて配布を開始した。現在ではiPodTouch、iPhone、iPadのラジオ系アプリ、前述のFM聴を含むandroidスマートフォン向けのラジオ系アプリでも聴取可能である。基本的に生放送番組は1番組1パーソナリティー体制である。毎年、年末年始にかけて特別編成で行われている。2013年(平成25年)よりCMスポンサー及び賛助企業を対象に防災ラジオの無償頒布を開始した。FM丹波専用の受注生産品であり一般市民への有償頒布は行わない。
出典:wikipedia
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