『The Book』(ザ・ブック、"jojo's bizarre adventure 4th another day")は、2007年11月26日に集英社から発売された乙一による荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の後日談を扱ったノベライズ作品。ある日、集英社の編集部に訪れていた乙一が『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』の次に『Part5 黄金の風』がノベライズ化されることを知り、「『ジョジョ』の第四部は小説にしないんですか? もしも書く人がいなかったら、書かせていただけませんか?」と尋ねたことがきっかけで企画がスタートする。まず、2002年に乙一は「読むジャンプ」(集英社)に、第一稿である『ジョジョの奇妙な冒険 テュルプ博士の解剖学講義』の冒頭部分を発表する。しかし、加筆・改稿を繰り返すうちに内容が二転三転し当初の『テュルプ博士』とは大幅に内容が異なるものになっていく(このため「読むジャンプ」に掲載された荒木飛呂彦の挿絵は本作では使用されず、新たに描き起こされることとなった)。乙一が満足できる作品を作り上げるために何度も何度も書き直した結果、破棄した原稿用紙は2000枚以上、5年の歳月を要し本作は完成した。その間、乙一はサボらない為に自ら集英社の編集部へと通勤し、原稿を書いていた。2000年、舞台は日本国M県杜王町(もりおうちょう)。冬休みの終わる3日前。ぶどうヶ丘学園高等部1年の広瀬康一と漫画家・岸辺露伴はコンビニの前で血まみれの猫と遭遇する。猫の飼い主を捜してたどり着いた先には家の中で車に轢かれた女性の奇妙な死体。スタンド「ヘブンズ・ドアー」によって探り出した手がかりは「腕に赤い爪痕のある男子学生」。3ヶ月にわたる事件はこうして幕をあける。そして、恋人の手によってビルとビルの隙間に突き落とされ、そこで生活することになった飛来明里。不思議な革表紙の本を持つ蓮見琢馬と彼に惹かれる双葉千帆。彼と彼女たちのストーリーは既に始まっていた。
出典:wikipedia
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