株式会社ジェイアール高崎商事(ジェイアールたかさきしょうじ)は、過去に存在した、東日本旅客鉄道(JR東日本)の完全子会社(連結子会社)。JR東日本支社別グループ会社の一つとして、高崎支社管轄の子会社であった(このため、高崎支社長が社長を兼任していた)。管内において飲食店(高崎駅構内商業施設「イーサイト」ほか)、コンビニエンスストア(NEWDAYSの一部)、スーパーなどの運営、新幹線高架下の開発など不動産業、旅行代理業、松井田駅・西松井田駅の駅業務の受託(参考:業務委託駅)、JR東日本ホテルズ「ファミリーオ新治」の運営など、幅広い事業を手掛けていた。2008年4月1日をもって、高鉄開発を吸収合併した。ただし、清掃業務は高崎鉄道整備に移管。2009年4月1日をもって、JR東日本グループ事業再編のため、店舗・自動販売機関連の事業をJR東日本リテールネット、不動産関連の事業をジェイアール東日本都市開発に譲渡した上で、鉄道事業(及び法人本体)を高崎鉄道整備へ吸収合併させることにより法人が消滅した(同時に高崎鉄道整備は「JR高崎鉄道サービス株式会社」に商号を変更した)。また、ファミリーオ新治・イーサイトは、高崎ターミナルビルに移管されていたことが後に明らかになった(移管対象に高崎ターミナルビルも含まれていたが、個別の移管項目は明らかにされていなかった。現在ファミリーオ新治は日本ホテル系列「ホテルメトロポリタン高崎」に移管されている)。以下は2009年3月時点のものである。(新幹線高架下などJR東日本所有の土地を開発)高崎商事では上越新幹線・大清水トンネルの開削工事の際に湧き出た水を原料とした「大清水(おおしみず)」ブランドのミネラルウォーター、清涼飲料の販売(製造は三国コカ・コーラボトリングや丸善食品工業等に委託)を手掛けていたが、JR東日本グループの飲料事業再編に伴い「JR東日本ウォータービジネス」が2006年10月1日に設立され、高崎商事が行っていた大清水関連の事業も同日付でウォータービジネス社に完全移管された。ちなみに、トンネルの名称は「“だい”しみずトンネル」であるが、飲料水ブランドとしての名称は『名水「大清水(おおしみず)」』である。この名称は「おいしい水」をもじったものである。ウォータービジネス社はミネラルウォーターを新ブランド「From AQUA(フロム・アクア)」としてリニューアルし、2007年7月17日に発売開始。また伊藤園、カゴメ、日本コカ・コーラ、アサヒ飲料、キリンビバレッジ、大正製薬など大手各社と駅構内専売の飲料製品の共同開発を進めるなど事業展開を進めている。移管後はそれまで買えた構内の自動販売機・NEWDAYSなどで商品は一切並んでいない(2007年3月頃まで水戸支社管内・千葉支社管内の一部の駅では自販機には在庫があったが、これらは賞味期限が同年6月までのため姿を消した。高崎支社管内含め他地区では、移管直後の2006年9月下旬~10月初旬、駅構内などの大清水ブランド専用の自動販売機の一部で商品補充を停止、全商品売切れにした後、一時的に販売停止にし商品を入れ換えた)。2007年には、新潟県内をはじめとする三国コカ・コーラボトリング管内の一部自販機や一部店頭(どちらもJR施設内以外)では在庫処分に近い形で大清水の緑茶・ティーオレ・ココアが販売された(賞味期限は2008年3月頃のため製造中止直前の物と思われる)。また、旧大清水ブランド専用自動販売機の一部には、「名水 大清水」のロゴ表記が残されているものがあるが、順次消され、緑のラインのみが残されている。この緑のラインのみ残された自動販売機も順次、置き換えが進んでいる。大清水ブランドとしてお茶・コーヒー・ジュースなど多様な商品が販売されていたが、2010年現在、JR東日本ウォータービジネス発売商品として同社ウェブサイトで紹介されているのは2007年7月17日より発売を開始した『「From AQUA」~谷川連峰の天然水~』のみであり、直営販売以外は伊藤園と提携開発した『朝の茶事』など大手メーカーとのタイアップによる谷川岳の湧水が使用された商品となっている(一部使用していない商品もある)。三国コカ・コーラボトリング向けには特にブランド名を冠しないが引き続き谷川岳の湧水を使用した狭山茶、烏龍茶、ココア、ティーオレが供給されている。大清水ブランドの氷(製造:蒲田製氷冷蔵)は2009年頃までNEWDAYSなどで販売された。炭酸、お茶製品等は主に三国コカ・コーラボトリング埼玉第二工場、果汁、ココア飲料等は主に丸善食品工業本社工場で生産されていた。
出典:wikipedia
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