接骨院(せっこついん)とは、柔道整復師が柔道整復術を行う施術所。整骨院、ほねつぎとも呼ばれる。広く用いられている接骨院、整骨院、ほねつぎ等の柔道整復師法に基づく正式な名称は「柔道整復師施術所」である。国家資格 柔道整復師 免許取得者が治療にあたる。WHOは「世界各国の伝統医学と法的地位」レポートにおいて、「Judo Therapist(柔道セラピスト)」と定義している。接骨院の前身について。アンブロワーズ・パレが記した外科書『パレ大全』が全世界に広がり、オランダでも翻訳され、日本にも蘭学の1つとして伝わった。オランダ経由で日本に入ってきたパレの書は、日本では楢林鎮山が『紅夷外科宗伝』として翻訳したものや、そこからさらに『整骨書』や二宮彦可の『正骨範』として出版されるに至った。内容は骨折や脱臼の治療方法について解説がなされたものであった。ちなみに接骨院は整骨院とも呼ばれ、折れた骨や脱臼の整復を行うというように、どちらもこの流れを汲むものである。「よくテレビや映画等のドラマで、”接骨医”などと表現されていることがあります」のように、蘭学が日本に入ってきた江戸時代から骨折・脱臼の治療を行っていたので、接骨医とも呼ばれていた。2004年には、日本臨床整形外科医会(JCOA)理事長は 「柔道整復師はきちんと仕事をされるグループが本流ですが、問題はお金儲け一本のグループがあり、次第にこの数が増えていることです」とコメントしている。大阪柔整師会会長は「医療とはほど遠い『保険が利く客引きマッサージ』のような接骨院・整骨院が林立する惨状がある」とコメントしており、同団体は療養費の適正化を進めようとしている。
出典:wikipedia
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