バーンスタイン (") は、アメリカ産アイルランド調教の競走馬。引退後はアメリカとアルゼンチンで種牡馬として供用され、日本に輸出された直仔ゴスホークケンが2007年の朝日杯フューチュリティステークスを制したことで日本でもその名が広まった。名前はアメリカの指揮者・作曲家レナード・バーンスタインに由来。アイルランドの名門エイダン・オブライエン厩舎に所属。同期の僚馬には「アイアンホース」の異名を取ったジャイアンツコーズウェイがいる。1999年5月にアイルランド・カラ競馬場の一般戦でデビュー。5馬身差で圧勝し初勝利を挙げると、続くG3レイルウェイステークスも4馬身差で勝利し重賞制覇。次にアイルランドの2歳王者決定戦ナショナルステークスへ向かったが、ここはシンダーの5着に敗れ、休養に入った。3歳シーズンはステップを使わず直接2000ギニーから始動。しかしここで27頭立ての26着と惨敗する。ふたたび休養をはさみ8月の一般戦で復帰し勝利すると、続いてG1ナンソープステークスに向かったが11着と大敗した。その後G3コンコルドステークスを制したあとアメリカに遠征しG3に出走するも5着に敗れ、この競走を最後に引退した。競走成績は一流とは言えないものであったが、アメリカのチャンピオン種牡馬ストームキャットを父に持ち、兄弟や近親にも活躍馬が多数いた本馬は、競走馬引退後にケンタッキー州で種牡馬となった。アルゼンチンへシャトルされ、初年度産駒から同国のチャンピオンホースとなったストームメイヤーをはじめ多くのG1勝ち馬を輩出し、一躍同国のチャンピオン種牡馬となった。2011年に死亡するまで種牡馬生活を送った。2005/2006年シーズンにはアルゼンチンのリーディングサイアーとなった。日本には2007年時点で輸入されていた産駒は2頭のみだったが、そのうちの1頭ゴスホークケンがG1勝ち馬となった。※H=ハンデキャップ、S=ステークス、BC=ブリーダーズカップ

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