トウケイホープとは日本の競走馬である。当初は南関東公営競馬で、のちに岩手競馬に移籍して活躍した。日本国内の競馬での連続連対記録(41連対、2008年現在)を持つトウケイニセイは唯一の牡馬の産駒である。馬齢は、旧表記を用いる。1976年に生まれたトウケイホープは、大井競馬場の大山末治厩舎に入る。3歳時は、2着2回。4歳になって初勝利をあげたあと、この年は5勝をあげる。5歳になり、条件戦を3連勝する。その勢いで臨んだ帝王賞で最下位に沈んだあとなかなか勝ちきれずに人気を落とすが、関東盃で初重賞制覇を果たす。重賞で2着を続けて臨んだ年末の大一番東京大賞典では、逃げ切り優勝。6歳時は報知オールスターカップに勝利するも、ほかのレースでは凡走が続く。7歳になり中央競馬入りするが、スワンステークスではいいところがなく、その後岩手県の盛岡競馬場に転厩する。岩手時代の強さは圧倒的であった。2連勝したあと、東北サラブレッド大賞典、北上川大賞典、桐花賞と重賞を3連勝。さらに8歳になっても赤松杯、桂樹杯に勝ち7連勝を飾る。続くみちのく大賞典では2着に敗れるも、シアンモア記念、桐花賞と連勝。9歳となってからも赤松杯に勝ったが、その後は惜敗が続き引退した。引退後は種牡馬となったが、初年度の種付け頭数はわずか5頭で、直後に急死してしまったため、その血は途絶えたかと思われた。しかし、その数少ない産駒のなかにトウケイニセイがいた。父が名を馳せた岩手競馬に所属し、当地の大レースを勝ちまくり、通算43戦39勝という成績を挙げた地方競馬史上に残る名馬である。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。